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『Basser2024年6月号』4月26日発売

【特集】バスロッドの心。

ロッドほど性能を語るのが難しいタックルはありません。使う人の体格や合わせるリール、ルアーの種類など、アングラーの数だけ正解があるからです。しかし、ビルダーや開発の舞台裏に目を向けてみるとどうでしょうか? たとえば、製造時、使うブランクが同じでも、取付けるパーツや、わずかな塗装の厚みの違いで全く別のロッドになるでしょう。それを取捨選択する過程や意図をひとつひとつを読み解けば、そのロッドに宿る心が見えてきます。
巻頭に登場するのはロッドビルダーの渡辺雄三さん。自身が営むうらしま堂渡辺つり具店で30年以上オリジナルロッドの作成を続ける渡辺さんは、ロッドビルディングやペイント、リペアなど、ロッドをいじりることの敷居を下げ、全アングラーが楽しめるものにしたいと願っています。その理由は、今まで手掛けてきたロッドたちに、ある思いが宿っているからです。
そのほかにも、あるロッドは進化の歴史を、またあるロッドは開発にまつわるさまざまな葛藤を、はたまた番手からは思いつかない意外な活用方法まで、あらゆる角度からバスロッドの心を探ります。

Contents

【特集】バスロッドの心。
024 簡単ロッドカスタムのすすめ/渡辺雄三
030 伊東由樹とデストロイヤー
036 川村光大郎×今井亮介 スティーズ・ショアコンペティション 葛藤の足跡
040 ナナロクの狼煙/馬路久史
042 ソリッドティップの秘密/神谷勇紀
044 はじめてのセントクロイ
046 普遍のフルソリッドを目指して/荻野元気
048 ロードランナーは育つ/田辺哲男
050 全PE時代のスピニングロッド/大津清彰
052 ハードベイトで使い分けるロッドの素材特性/黒田健史
054 日本でいちばん強いバスプロの芯にあったのは、固定概念から自由になる姿勢だった。/梶原智寛
056 ソリッドティップか、チューブラーか?FFS時代におけるロッド選びの最適解/藤田夏輝
058 パワー系フィネスワーミングロッドの黎明/礒村雅俊
060 ラクに釣れるクランキングロッド/菊元俊文
062 VERSART G.O.A.T/三浦一真
066 ハイクラスとは何か?/羽生和人
070 ラインスラックを操り自ら仕掛けるためのジョイクロ専用ロッド/平岩孝典
071 魔法の杖を探して

074 私と車とバスフィッシング。/馬場拓也
078 北陸の地にヘリーハンセンアングラーの開発拠点を訪ねる
082 三原直之の濁りはトモダチ
086 加木屋守のスタメン[ジグヘッドワッキー編]
092 FUKASHIN‘S STANDARD
094 ファイト、ファイト、コジコジ!
096 The VOICE of JOINTEDCLAW LOVERS/高久大介
100 米国ツアー最前線
120 ヒッパレ!ダイスケ! SECOND STAGE
122 Behind Story 世界一のクランクベイトができるまで。
124 JB/NBC40年史
126 モノの舞台裏
130 フェンウィック70年の軌跡と現在地
132 馬路久史のONLY FLIPPIN‘
138 新たなクラウドファンディングプラットフォーム「釣りファン」
140 センドウタカシの古今東西、私が愛したルアーたち。
142 房総HOTSPOT
147 アマケンの目
148 The Japan Original
150 トップウォーター春夏秋冬
154 淡海を守る釣り人の会
156 NPOミズベ新聞
158 小森の小部屋
160 大津清彰ゼミ マッチザベイト学概論
161 バサー図書室
161 日釣振ニュース
162 編集後記

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