つり人

最新号紹介  Latest Issue

つり人 2018年12月号
身近な水辺が魅惑のフィールドに!
ここに注目!堤防釣りの極意

特集は「身近な水辺が魅惑のフィールドに! ここに注目!堤防釣りの極意」。
海岸線を走れば堤防ごとに見える大勢の人の姿。穏やかな日差しを受ける海は最高に気持ちがいい。回遊魚と居着きの魚が種類も豊富に姿を見せる秋は、オカッパリの海釣り入門にも最適なシーズン。今月は堤防を遊びつくすために、エサ釣りからルアーフィッシングまで懇切丁寧に解説。また、関東圏のおすすめ堤防釣り場を20ヵ所紹介している。
第2特集は「鈴なりの快感! ワカサギ釣りABC」。いろんなスタイルで楽しめるワカサギ釣りだが、入門におすすめなのがドーム船。ドーム船の釣り方を解説。そのほか、紅葉の渓流管理釣り場ガイドも見逃せない。

バックナンバー  Back Number

コンセプト  Concept

釣らう。無の姿で



終戦の翌年。焼け野原となった東京で、『つり人』は産声を上げました。日々の食糧さえ乏しかった時代に、創刊者の佐藤垢石は創刊の詞で言っています。

「なにかのためになるとか、いろいろな理屈をつけてサオをだすことは、それはもう釣りではない。釣ろう、無心の姿で。釣りをするために釣ろうではないか」と。

ヒトがサカナを釣る理由はさまざまです。美味しい魚を食べたい、ストレスを発散させたい、心身を鍛えたい、自然の中で遊びたい……。きっかけはどうであれ、釣りにのめり込み、五感を研ぎ澄まして水面を見つめていると、つかの間「無心」になっていることがあります。
この混沌とした社会の中で、ヒトを無心にさせる遊び。それが、釣りの本質に違いありません。

アイザック・ウォルトンが名著『釣魚大全』を著した1650年代のイギリスは、ピューリタン革命のただ中にありました。あの動乱の時代に釣りの本を刊行することは容易ではなかったはずですが、さらにウォルトンは最後の一行を”STUDY TO BE QUIET”「穏やかなることを学べ」と飾っています。釣りすることで人々が穏やかな心を取り戻すことができれば、争いなど起きないというメッセージだったのではないでしょうか。

『つり人』は、ひとりでも多くの人に、釣りの本質を伝えられるよう、さまざまな角度からこの唯一無二の遊びを見つめてまいります。そして、ルアー、フライフィッシング、海、川などジャンルにこだわらず、四季折々の楽しみ方を提案してまいります。周囲を海に囲まれ、葉脈のように幾筋もの川が流れるこの国では、四季を通じてさまざまな釣りが楽しめるのですから。

無心で釣る人たちは知っています。この国の自然がいかに素晴らしく、尊いものなのかを。

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