つり人

最新号紹介  Latest Issue

つり人 2018年1月号
いつか釣りたい! をかなえる完全ガイド
マダイの扉。

特集は「いつか釣りたい! をかなえる完全ガイド マダイの扉」。美しい色彩と姿形から、古来より日本人の生活に、深く関わってきたマダイ。一度は釣ってみたい花形釣魚を大特集。1つテンヤ、タイラバ、コマセ、カゴ釣り、ブッコミなど多彩な釣法を紹介。そのほか、料理、生態、名物船長が語るマダイの真実などマダイ尽くしの内容でお届け。
淡水はコブナ釣りのいい季節。小ブナの生態、釣り道具、仕掛けの作り方、釣り場の特徴、ポイント紹介を掲載。初冬の小ブナ釣りをトータルでサポート。身も心もほっこりする小ブナの数釣りを楽しもう!

バックナンバー  Back Number

コンセプト  Concept

釣らう。無の姿で



終戦の翌年。焼け野原となった東京で、『つり人』は産声を上げました。日々の食糧さえ乏しかった時代に、創刊者の佐藤垢石は創刊の詞で言っています。

「なにかのためになるとか、いろいろな理屈をつけてサオをだすことは、それはもう釣りではない。釣ろう、無心の姿で。釣りをするために釣ろうではないか」と。

ヒトがサカナを釣る理由はさまざまです。美味しい魚を食べたい、ストレスを発散させたい、心身を鍛えたい、自然の中で遊びたい……。きっかけはどうであれ、釣りにのめり込み、五感を研ぎ澄まして水面を見つめていると、つかの間「無心」になっていることがあります。
この混沌とした社会の中で、ヒトを無心にさせる遊び。それが、釣りの本質に違いありません。

アイザック・ウォルトンが名著『釣魚大全』を著した1650年代のイギリスは、ピューリタン革命のただ中にありました。あの動乱の時代に釣りの本を刊行することは容易ではなかったはずですが、さらにウォルトンは最後の一行を”STUDY TO BE QUIET”「穏やかなることを学べ」と飾っています。釣りすることで人々が穏やかな心を取り戻すことができれば、争いなど起きないというメッセージだったのではないでしょうか。

『つり人』は、ひとりでも多くの人に、釣りの本質を伝えられるよう、さまざまな角度からこの唯一無二の遊びを見つめてまいります。そして、ルアー、フライフィッシング、海、川などジャンルにこだわらず、四季折々の楽しみ方を提案してまいります。周囲を海に囲まれ、葉脈のように幾筋もの川が流れるこの国では、四季を通じてさまざまな釣りが楽しめるのですから。

無心で釣る人たちは知っています。この国の自然がいかに素晴らしく、尊いものなのかを。

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