Basser

最新号紹介  Latest Issue

Basser 2024年9月号
クランクベイト
「TOUGH TIME CRANKIN’」

クランクベイトには2つの顔があります。ひとつはサーチベイトとして広範囲を探り、活性の高い魚を拾っていく表の顔。しかしクランクベイトには「今日は何をやっても釣れないな……」というとき、低活性のバスになんとか口を使わせる突破口になることもしばしば。今回はそんなクランクベイトの裏の顔、「タフタイム」のクランキング特集です。
巻頭に登場するのはJBTOP50屈指のクランクベイト使い、早野剛史さん。取材時は朝イチから水温30℃超えの長門・将監川でタイニークランクをローテーションしてバイトを量産。なんでも、真夏は巻き物のハイシーズンだとか……。
続く記事には今話題の「シェイキー」こと、フラットサイドクランクの水中ドックウォークメッソッドを徹底解説。この釣りの先駆者であり、自身のブランドでシェイキー用のクランクも手掛ける櫻井亮さんがみなさんをシェイキー沼へと誘います。そのほかにも、タフタイムを乗り切るクランキング術が目白押しです。また、エリートシリーズ参戦2勝目を上げた伊藤巧さんの速報記事や、国内最高峰のトーナメント、」JBTOP50の詳細なレポートなど、溢れんばかりの内容でお届けします。ぜひ手に取ってお確かめ下さい。

 
 
 

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コンセプト  Concept

バスフィッシングという最高にしい遊び



ブラックバスという魚を愛してやまない人たちがいます。
ルアーの対象魚としては、もっと大型化する魚もたくさんいます。
我が国には食べて美味しい魚もたくさんいます。
それでもバスフィッシングほど楽しい遊びはないと思う人たちがいます。
それはブラックバスという魚が持つ生来のゲーム性のためにほかなりません。

『Basser』は、1986年にわが国初のバスフィッシング専門誌として創刊されました。
日本のみならず本場アメリカのトーナメントシーン、ムーブメントを伝え続けてきました。
テクニックを磨くこと、その頂点を目指すトーナメント記事は本誌の看板のひとつです。
しかしながらブラックバスという魚の持つゲーム性はそれだけでもありません。

大勢のライバルと競って面白く、
ひとり水辺に立つ、あるいは湖上に浮かんで面白く、
ただひたすらに記録級の大型をねらって面白く、
五感をフル活用する野遊びとして面白く、
家族や恋人とのアウトドアレジャーとして面白く、
特定のルアーやシチュエーションにこだわって面白く、
ゴルフなどのスポーツと同様にキャスト動作などのスキル向上が面白く、
GPSや魚群探知機などのハイテク機器を駆使した頭脳パズルとして面白い。

春に釣っても夏に釣っても秋に釣っても冬に釣っても面白く、
たくさん釣れれば面白く、1尾、いえ、1回のアタリがなくても面白い。

そうしたバスフィッシングを愛してやまない人たちをバサーと呼びます。

『Basser』は特集にこだわります。
どの部分を面白がっているバスアングラーにも響く、
そして明日の釣りに役立つ情報を発信していきたいからです。

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