Q.ドライフライのコツ、トップ3を教えてください。
Q.渓流に適したタックルを教えてください。
Q.釣れるフライ、釣れないフライというのはありますか。
Q.釣りの友だちって必要ですか。
Q.渇水と平水、フライパターンに変化はありますか。
Q.魚を見つけるコツはありますか。
など、今号では、基礎的なものから、渇水の釣り方、サイトフィッシングのコツなど、渓流のドライフライ・フィッシングについて、エキスパートに多数の質問をぶつけました。
「タイトループ」セクションはぶら下がりのパターンとして世界的に使われているクリンクハマー・スペシャルの生みの親、ハンス・ヴァン・クリンケンさんの寄稿とインタビュー。
そして、クロダイポッパーの釣りを10年以上前から大阪湾で実践しているパイオニア、筒井裕作さんが、最近注目が集まる、東京湾で初挑戦します。
今年度、小誌は創刊35周年を迎えております。今号では、特別付録として来年のカレンダー「Beulah CALENDAR 2025」が付属します。
フライフィッシングには3つの大きな楽しみがあります。ひとつは自らの手で魚に食べさせる毛バリを作る「フライタイイング」。そして、繊細なその毛バリを的確な技術で魚の居場所まで送り届けるための「フライキャスティング」。さらに、それらを使って実際に魚を釣る「フライフィッシング」です。「作る」「投げる」「釣る」という3つの要素を、1つのジャンルの中でこれほど総合的に組み合わせる釣りは、フライフィッシング以外になかなかありません。また、そのフィールドは、ヤマメやイワナといった可憐な魚が泳ぐ風光明美な渓流から、より広大で大きな魚が泳ぐ本流、湖、海といった場所まで、国内だけを見ても非常に多岐にわたり、さらには海外に目を向けても、アメリカ、ニュージーランド、さらには南米やヨーロッパやオセアニアなど、文字通り世界中に釣り場が広がっています。
つまり、「フライフィッシング」という1つの釣りを始めることは、それを楽しむ人のライフスタイルそのものを、限りなく広げてくれる可能性があるのです。
季刊『FlyFisher』では、北海道から沖縄まで、四季折々のフィールドに恵まれた日本のフライフィッシング・シーン、さらには夢を誘う魅力的な海外のフィッシング事情をお伝えします。それと同時に、タイイング、キャスティング、フィッシングという、この釣りの3つの柱となるテクニックのスキルアップに役立つ情報をバランスよくお届けします。1つの毛バリから広がるの釣り楽しさ、さらには身近なフィールドから世界までを旅するアクティブな趣味の面白さを、ぜひ一緒に分かち合いましょう。