2020年最後の『North Angler’s』。淡水のトラウトフィッシングは終盤を迎える今、70オーバーがねらえる十勝川のアメマス釣りや、支笏湖のフライフィッシング、モンスターブラウンの誘い方、そしてルアーフィッシングにおける湖のシャロー攻略術などを掲載。そしてこれから熱くなるアイスフィッシングでは、塘路湖のワカサギ釣りを案内しています。また海では、電動ジギングでねらえる冬のターゲットや、尺もねらえる花咲港のチカ釣りを紹介。そのほか海アメ、海サクラの新作ルアーの記事もあり。空撮釣り場ガイドでは、道内随一の魚影の濃さといわれる、おけと湖のポイントを解説しています。
遡上魚を海岸からねらうのも北海道が世界に誇る釣りのひとつ。シロザケに始まってアメマス、カラフトマス、そして近年はサクラマスが大ブーム。現在進行形で有効なタクティクスの模索が続いています。そして、もうひとつの魅力が食。日本海、太平洋、オホーツク海と四方を3つの海洋に囲まれ、そのすべてに美味しい魚がいます。数多いカレイ類、ソイやカジカといった根魚、さらにイカやブリなどの青ものもここ数年は人気。白銀の世界になる冬は、道内各地がワカサギ氷上釣り場になります。旨い魚をだいじにいただくのも釣りの醍醐味です。
北の釣り人が発信する『North Angler’s』は、キャッチ&リリースで楽しむトラウトルアー&フライフィッシングをメインにしながらも、北海道ならではのさまざまな釣りを提案し、日本の総面積の約2割を有する広大な大地を遊び尽くす雑誌です。北海道が本格的に開拓されてから、まだ120余年。年を追うごとに新しい発見があり、世界からも注目されるフィッシングフィールドになる可能性を秘めています。