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Basserオールスタークラシック2013結果報告

NOVEMBER 30th、DECEMBER1st


小野俊郎 執念と実力でつかんだ2度目の栄冠
Basser Allstar Classic2013 Tonegawa Water System


台風の影響で
当初の予定より1ヵ月遅れでの開催となったBasserオールスタークラシック2013。
今年で27回目。国内外のスター選手が参加する
我が国のバストーナメントの最高峰のひとつに数えられる歴史ある大会である。
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四半世紀以上の歴史を誇る大会だが、
中止はもとより延期になったのも今大会が初めてのこと。
まさに波乱含みでの幕開けになったが
それは初日のウエイインショーでも現実のものとなった。

キロオーバーが次々にライブウエルからあげられたのだ。
初日トップの村川選手にいたっては、4尾で5420g。
アベレージ1355gである。2位の草深選手も4尾4170g
4位の小野選手も3尾3020g、5位の青木選手も2尾2560gである。

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会場になった千葉県香取市は数日前から冷え込みが厳しくなり
初日の朝の気温は0度。水温は朝方10度を下回り、日中は10度を少し超える程度。
水温の上下動が激しい秋口にくらべ、
大会当日の利根川水系の水温はすでに低めに安定していて、
これが結果的に良型魚の活性をあげたものと推察された。

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2日目も初日同様、清々しい冬晴れになった。
1回目の中間報告が8時過ぎにされた際
会場に大きなどよめきが起こった。
なんと小野選手がすでに4尾をキープし、
3300gというハイスコアを叩き出していたのだ。

村川選手は1尾のみ。これで俄然、分からなくなってきた。

10時の中間報告では大きな変化は見られず
勝敗の行方は皆目分からないまま、13時のウエイインに突入した。
中盤になり、並木選手が登場したところで、今大会が大きく動いた。

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並木選手は5尾のリミットメイクを達成し、検量の結果3830g。
前日と合わせて6030gのハイスコアとなり
初日の8位から一気に暫定トップに躍り出たのである。

しかし、並木さんの淡い期待を打ち砕いたのが若きテクニシャン、青木大介選手だ。
4尾で4410gを持ち込み、2日間トータル6970gで暫定トップに。

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オールスター史上、稀にみる激戦となった27回大会は
、その後もトップが入れ替わり
初日1位で折り返した村川選手と、ウエイインのファイナリストとなった小野選手の一騎打ちになった。

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小野選手が4530gを持ち込めば
村川選手の2日間トータル7540gを上回り、2度目の優勝となる。
中間報告から、小野選手がリミットメイクしているのは容易に想像できた。
勝敗を決するのは型だ。

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アベレージ900gでも4500gであり
村川選手をまくることはできない。

検量の瞬間、それまでにぎやかだった会場が
水を打ったかのように静まり返った。

MCの声が会場に流れる。

4940g。

村川選手を410g上回った。

普段はクールな小野選手が、ステージの上で何度もガッツポーズを決めた姿が
今回の激戦のすべてを物語っていた。

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大会の詳細は12月26日発売のBasser2月号でたっぷりとお届けします。

また、今大会ではビデオ班が青木選手、小森選手、山木選手、田辺選手に
同船取材を決行。2月末にDVDとして発売予定です。こうご期待!

Basserオールスタークラシック2013総合成績
(2日間のトータル尾数/ウエイト)
バサクラ表

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