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『常識は一度疑え・ネットの情報は鵜呑みにするな 名物ルアーショップ店主がついに明かした「釣り具」のウソホント』4月上旬発売

1997年、28歳で脱サラしルアー・フライ専門店をオープンさせ4半世紀超、現在はバス用品7割、トラウト用品2割、フライ用品1割の品揃え。そしてロッドはお客様が直接手に取って確かめ選んでほしいというポリシーから約1000アイテムを常時展示する「オジーズ」店主が、一人でも多くの人に「本当の釣りの奥深さ、楽しさに触れてほしい」との思いで、自身が時間と経験をコツコツ重ねて手に入れてきた知識という財産を初公開。普段はなかなかオモテに出てこない超貴重な釣具店主の「本音トーク」集です。
はんらんする情報や真偽のアヤシイ常識&思い込みに踊らされて釣りが上手くなった気分に浸るのではなく、自分で思考・経験して釣りの本質に迫るためのヒント、釣りをより深く面白く経験するための具体的アドバイスなどを分かりやすく文章に込めました。

目次

はじめに~ちょっとだけ長い前書き 4

1章 フックの話 13
 ハリ先の重要性 14
 ハリ先の管理方法 16
 化学研磨のハリは研げるのか 18
 フックカバーで釣果アップ 19
 フックの強さについて 22
 サイズの話 24
 カエシのメリット、デメリット 26
 バラシの考察 27
 フックチューニングは悩ましくも楽しい 31

2章 ラインの話 34
 カッコよくて分かりにくい釣りイトのパッケージ 35
 統一化されていないラインの強度表記 36
 モノフィラメントライン(ナイロン・フロロ)の太さ(号数)は規格化されている 40
 PEライン等の号数は太さを表わしたものではない 43
 さらにやっかいなIGFA規格 46
 ラインの色について 51
 フライのリーダー(ティペッット)の規格 52

3章 ルアーの話 54
 「よく釣れるルアーを教えてください」 55
 魚はルアーになぜ食いつくのか 56
 重大な間違い 57
 魚は単純な装置? 59
 魚はルアーを「エサだと思って食いついていない」としたら…… 60
 ルアーの選び方 66

4章 ロッドの話 71
 ロッドの性能 72
 ロッドのパワー? 75
 ロッドのベンディングカーブ(曲がり具合)の話 78
 ロッドの重さについて 80
 ロッドの進化 81
 ミドスト用のロッド? 84
 ガイドの話 86
 グリップ(リールシート)の話 89
 ジョイントの話 92
 ロッド選びどうしましょう 94

5章 リールの話 100
 スピニングリールの選び方 101
 ベイトキャスティングリールの選び方 107
 ギヤ比の話 116
 ラインの巻き方について 119
 価格の違い 128
 スピニングとベイトそれぞれのメリット 130
 流行のベイトフィネス、パワーフィネスについて 132
 メンテナンス、カスタムについて 134
 取り扱いの注意 144
 もう1つの選択肢、クローズドフェイス 146

6章 リーダーとノットの話 149
 リーダーを付ける意味
 ノットの話 141

7章 そのほかの話 164
 タックルバランスの話-釣り人自身もタックルの一部 165
 ウエア・安全装備の話 166
 釣りの変化について―次々と出てくる新技術 170

8章 ちょっと耳ざわりな話 174
 01はじめに 177
 02自然の魚は誰のもの 179
 03遊漁料は何の費用? 181
 04釣りは野蛮な遊びか 183
 05釣りはマイノリティ? 185
 06アメリカと日本の釣りの社会的地位 187
 07釣り人が水辺環境を守る未来像 189

あとがき 191

 

 

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【重要】書籍の価格改定についてのお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昨今の原材料の高騰や諸経費の値上がりにより、2024年3月12日出荷分より弊社発行の「さかな・釣り検索」につきましてその価格を改定させていただくことになりました。誠に心苦しい限りではございますが、事情を何卒ご賢察賜り、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
今後もより良い商品を刊行すべく努力を続けてまいる所存でございますので、変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

改訂前本体価格 2,000円(税込2,200円)
改訂後本体価格 2,273円(税込2,500円)

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季刊『鱒の森2024年4月号(No.74)』3月15日発売

【特集】ヤマメ、決着の時。

「ヤマメを釣る」それだけのことに、なぜこれほどのミノーが必要なのだろう? それはヤマメというターゲットが電撃的にすばしこくて、時に笑ってしまうくらい大胆で、かと思えばひどく臆病で、と同時にとても賢くセレクティブな魚だからだ。つまりこれだけのバリエーションが存在することが、ヤマメ釣りの奥深さを証明しているのである。アップストリームを主戦場とした現代の渓流ミノーイングが確立してから、およそ30年。今もなおバリエーションが増え続けているところを見ると、僕らの楽しみはまだまだ尽きないらしい。歴史を少しだけ振り返りながら、しかし2024 年の今だからこそ輝いている、注目のヤマメミノーとその使い方を山盛りで集めてみた。

CONTENTS

6 鱒の肖像。文と写真=足立聡

13 モノを旅する。文と写真=丹律章

17 BOOK REVIEW 鱒の古書店

19 渓の隣人

21 山釣りTIPS

22 特集 ヤマメ、決着の時。

24 トゥイッチ嫌いのヤマメ、どう釣る? 今一度、ミノーの力を信じるアプローチ。

28 掛けのヒラ打ち。涙 を呑んだ、ついばみ系バイトを取りたい。

33 ヤマメミノーの30年史。伝 説的モデルから、令和の人気者まで。

47 2020年代のヤングガンズ。定 番に挑む、若武者ヤマメミノー集。

53 その先、のヘビーシンキングミノー。

55 ビルダーVSヤマメ。いちビルダー、いち釣り人として。好敵手といざ勝負。

75 やっぱりイワナが好きなもので……。「ビルダーVS 岩魚」もご紹介。

77 荒川本流ヤマメは「小魚の群れ」でねらう。
アレキサンドラ・シェードの群れパターンが熱い。文と写真=風間俊春

81 まだまだあるぞ、注目ヤマメミノー。

83 コラムの森
●1尾の価値 榎本崇
●よぐ(欲)たげねんだ 坂下武彦
●親父との時間 松本宏人
●これからもこの川で 宮澤秀規
●鬢の白髪 高橋辰美
●精霊馬 滝川一尚
●優しさに辿りつくまで 柴光則

99 中禅寺湖のワカサギ水面戦術。
早春の湖は、ワカサギのトップパターンで楽しむ。文と写真=吉川康之

104 つくりたいのは、ワクワクするもの。
釣具メーカー営業職、自称「言うだけ番長」のものづくりコラム。文と写真=石塚恒

108 Old is New. トラウト温故「釣」新。文と写真=荒川大悟

111 鱒の手仕事

113 今すぐ、追波川サクラ。文と写真=岡世志勝

117 相棒はABU、桂川のドリームヤマメを追う。文と写真=杵渕隆

120 信濃国、縄文アマゴの細流をゆく。文と写真=木岡弘充

122 棟方トラウトゼミナール。文=棟方有宗

126 本日開講! 釣りが上手くなる生態学Q&A。文=棟方有宗

129 From Readers 読者の手紙。

131 大鱒の超越者。
新しい大鱒ミノー『正影110F 桐龍』の魅力を深掘りだ。解説=安達政弘、正影雅樹

135 豊穣の海にサクラを追う。
北海道・南十勝海サクラマスレポート。文と写真=長谷部吉彦

141 EUREKA!

151 イワナ沢の褒美。
御嶽山の宝に出会った、1 泊2 日の釣り山行。文と写真=朝賀敬一・典子

159 New Tackles

162 Next Issue

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『Pride of STEEZ G2』3月7日発売(別冊つり人Vol.588)

STEEZの血統

これは、タックルを巡る技術と人の物語。本書がそのひとつであるように、ダイワはあらゆる手段で開発プロセスをユーザーに伝えます。
たとえば、バスフィッシングの本場アメリカのBASS ELITEシリーズで快進撃を続ける藤田京弥さんの手掛けるリアルコントロールシリーズがいかなる考えのもとに生み出されたのかや、川村光大郎さんと佐々木勝也さんが監修する新たなショアコンペティションシリーズの開発を巡り、どのような逡巡があったのか。ほかにも、並木敏成さんのマシンガンキャストタイプシリーズをはじめ、さまざまなタックルを、その特徴だけでなく、背景や歴史、時には葛藤も深く掘り下げています。本書を通じて、タックルを手に取ると人の顔が浮かんでくる。プロスタッフやエンジニアがフィールドで背中を押してくれているような気持ちになる。そんな風に思ってもらえると嬉しいです。

Contents

004 栄光の伝説 米国プロツアー史に刻まれたダイワの足跡

010 藤田京弥/リアルコントロールは未来のロッド

020 川村光大郎/ショアコンペティションとソリッドティップ

028 佐々木勝也/スティーズ初のビッグベイト&アラバマ系ロッド“ストラトフォートレス68”

038 赤羽修弥/今の霞ヶ浦で勝てるベイトフィネスワーミングロッド“スカイレイ68”

044 並木敏成が日米に刻んだ弾痕“マシンガンキャスト”

052 青木大介/「どまんなか」のリールについて語るSTEEZ SV TW

058 草深幸範/W.B.S.2023AOY獲得の原動力

062 橋本卓哉/オールスターで2年連続の2㎏級を手にした“ブラックジャック”

066 赤松 健/スプール径36㎜スティーズHLCの長射程

070 川口直人/ベイトフィネスのたしかな進化“ハーミット”とスティーズAIR TW

074 三宅貴浩/“トップガン”はアングラーを育てるロッドだ

078 清水盛三・北大祐/オールスタークラシックを制したふたつのテクノロジー
ハイパードライブデザインとモノコックボディー

090 もっと、雄弁になる。スティーズルアーに叩きこまれた“口上”

108 異色のグローバルブランド“タトゥーラ”

110 奥村和正/TATULA TW 300/400「ブラックバスって、ヤバい魚やで」

112 セス・ファイダー物語

116 大森貴洋のワンタックル史

120 STEEZ CATALOG

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『研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望』3月中旬発売

日本の自然を見つめ続けてきたフォトジャーナリスト・浦壮一郎氏が、魚類の
生態や河川環境を研究する第一人者たちを取材。その過程で「放流しても魚は増えない、むしろ逆効果」、「ダムは洪水調節には不向き、単に生態系を破壊するだけ」など、これまで常識とされてきたことの多くに誤りがあり、取り組みを見直す必要があることを明らかにします。本書はそうした水辺の番人といえる専門家たちの研究成果、そして将来に向けた貴重な知見や提言を、具体的な資料もまじえてなるべくわかりやすく紹介。砂防ダム、河口堰、導水事業、海岸浸食など、日本の水辺を取り巻く問題点を浮き彫りにしていきます。釣り人はもちろん、魚に優しい水辺の未来に思いをはせるすべての人に、今なにができるのかを考えさせる一冊です。

目次

004 釣りをしながら、川と魚と環境問題について考えてみた。

007 第1章 河川における魚類の生態

008 イワナとヤマメの棲み分け、その理由は水温なのか?
   渓流魚の種間競争と絶滅リスクを考える

016 「種沢」という表現は正しかった!
   支流は渓流魚のゆりかご

028 支流の魚が本流に移動
  「しみ出し効果」による個体数維持

039 陸生昆虫を好んで食べる魚たち
   河畔林の重要性が浮き彫りに

049 ニジマスはエサに弱い?
   釣りやすい魚と釣りにくい魚

062 ふ化放流によって魚が減る?
   サケが教えてくれる野生魚の生命力

076 放流しても増えるとは限らない?
  『全国サクラマスサミット2022』レポート

090 ヤマメ放流によって減るサクラマス

101 明らかにされてゆく「放流の逆効果」

112 「外道」なんていわないで!
   アユを成長させるウグイ

121 第1章 まとめ

123 第2章 渓流の釣り場管理について考える

124 内水面漁協のリアル

144 放流だけに頼らない!
   渓流魚を増やす漁場管理

155 ひとつのパンフが変える未来
  「いつも魚にあえる川」が山間地域に笑顔と魚を取り戻す

171 第2章 まとめ

173 第3章 川を壊すダム

174 激甚災害! 2019年台風19号の教訓を活かす
  〝安くて効果的な〟堤防は、なぜ採用されないのか?

184 貯水できたのは「たまたま空だった」おかげ
   八ッ場ダムは本当に洪水から街を守ったのか?

196 約3000基のダムがあってもなくならない水害
   日本の治水政策はどこで間違えたのか?

206 川の動脈瘤を引き起こす
   日本のダムを考える

215 魚が移動できるだけじゃない
   スリット化のメリット

224 釣り人の力で川をよみがえらせる
   北海道砂防ダム・スリット化の事例

242 砂防ダムによる河床低下のメカニズム

254 砂防ダムを造り続けて130年……
   この愚行、そろそろやめませんか?

264 第3章 まとめ

267 第4章 豊かな森が豊かな川をつくる

268 放置人工林問題 その一
   保水力を失った林は渇水と濁流の原因

276 放置人工林問題 その二
   岐阜県郡上市に学ぶ持続可能な林業のかたち

283 生きものの生息環境を守る
   素晴らしき河畔林

301 魚は体高×2倍の
  「維持流量」で生きられるのか?

309 貯水ダムが止めた土砂を下流に供給
  「土砂還元」で生物相は豊かになる

319 日本の国土が削られる?
   ダムが引き起こす海岸浸食

327 第4章 まとめ

330 研究者プロフィール

334 あとがき

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