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FlyFisherバックナンバー
FlyFisher2025年3月号 Early Spring
【特集】ロッドティップで描く、トリックキャスト
プレゼンテーション時、さまざまな形状でラインを落とすためのキャストは「トリックキャスト」と総称されます。
日本での釣りで主に使われるのはアップストリーム、もしくはアップクロスでフライをナチュラルに流すためですが、これには長めのティペット、リーダーを使うことが有利だと多くの人が認めるところ。しかしそれだと、いかんせん取り扱いがとても難しい……。
というわけで、扱いやすい短めのリーダーシステムで、ある程度ナチュラルに流すことができるプレゼンテーションテクニックのあれこれを紹介します。
また前号に引き続き、エキスパートのマスの気持ち考察、「タイトループ」セクションではグラスロッド・メーカーへのインタビュー、グラス特有のアクションを味わうキャスティングのコツなどを紹介します。
CONTENTS
007 BACK CAST
010
釣り場の現実 #06
高知県/物部川
「アマゴの冬季釣り場」の意義
浦 壮一郎=文と写真
020
大尻沼
森岡 正=文 津留崎 健=写真
028
ロッドティップで描く、トリックキャスト
「標準的な」長さのリーダーシステムで楽しむ
さまざまなプレゼンテーション
筒井裕作=解説
マスのきもち
046
岩井渓一郎さんのマス語り
052
魚は正対してフライを見極めようとする。
その一瞬の判断にすべり込むことが大切
森村義博=解説
058
食性のニンフ、リアクションのウエットに
対し、ドライへの魚の反応はより多様
稲田秀彦=解説
062
追憶の「ダスティバグ」慕情 第2回
備前 貢=文と写真
078
北に遠ざかりて
今年喜寿になる元高校教師と仲間たち。
老いも若きも、フライフィッシングがつなぐ、人の輪。
田之本克己= 文
087
TIGHTLOOP
GLASS 2.
クリス・バークレイ/うまく投げるためのヒント グラスロッドの傾向および対策/
HIGASHI’S PICK
102
紋別空港からのアクセスが快適な
渚滑川への釣り旅
中根淳一=文と写真
108
日本の渓流を歩くための新フラッグシップ
~シマノ『DSストレッチウェーダーPRO Z』&『ジオロック ウェーディングシューズ PRO』~
114
魚を増やす、これからの河川環境の話 13
魚道を持ち運ぶ。ポータブル魚道の開発(前編)
高橋直己さん
122
瀬戸際の渓魚たち……Special Topic 17
北陸回想
日本海ヤマトの故郷を巡る旅
佐藤成史=文と写真
132
足掛け6年、マツダイのフライフィッシング
岡本慶一郎=文と写真
136
プロショップに学ぶ
初めてのフライフィッシングの道具選び
第4回 タイイングツールとマテリアルの基礎知識
稲本哲也=解説
中根淳一=文と写真
140
答え合わせのユーロニンフィング・スクール
世界最先端のコンペティション・テクニック
佐々木岳大= 文
144
渓流釣り場の環境変化とミズワタクチビルケイソウ
佐藤成史=文と写真
162 次号予告