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FlyFisherバックナンバー
FlyFisher2021年6月号 Early Summer
渓流のドライフライ・フィッシング、ロングティペット・リーダーの名手として知られる渋谷直人さん。今号は彼の渓流フライフィッシングに対する、テクニックではなく、思考法を中心に語っていただきました。ここでいうテクニックとはほぼ運動能力と同義で、どうしても反復練習や経験が必要になります。しかし思考に関しては、知るだけで明日から役に立つはず。日本の渓流でヤマメ、イワナをねらうための金言、格言、ハッとさせられる言葉が並びます。
表紙にも入れましたが、いくつか例を以下に挙げます(これはほんの一部です)。
「ドライフライ・フィッシングとは水面で行なうエサ釣りである」
「尺ヤマメを釣りたかったら、まずは見つけること」
「遠くへ投げるよりも、魚に近づく技術を磨く」
「見えないフライは、勝負にならない」
「よい時間帯は午前10時〜午後4時と思い込んで間違いない」
このほか、小特集としてUVマテリアルについて名手たちの考え方を取り上げます。
CONTENTS
006 BACK CAST
010
特集
ドライフライ・フィッシングの思考法
渋谷直人の渓流「論」。
渋谷直人=文
津留崎 健=撮影
010
日本のフライフィッシングは最高だ
020
思考編
022
ドライフライ「最強」論
026
大もの論
030
プレゼンテーション至上主義論
034
目立つナチュラルさ。「ミズバチパラシュート」
富田晃弘=解説
036
道具編
038
フライ論
048
釣れなさそうですね。「スパイダーパラシュート」
嶋崎 了=解説
049
タックル&ウエア論
056
実践編
058
釣り場選択論
062
ドリフト論
064
釣り場での所作論
068
おわりに
070
ヤマメ・アマゴ60態
佐藤成史=文と写真
080
自由な動きのための、責任あるデザイン。
中根淳一=文
佐々木 大、岡村亨則=写真
84
ラリー・ケニーとロッド作りにおける集合知
東 知憲=文
勝俣雅晴、津留崎 健=写真
94
ルースニングの基本
中根淳一=文と写真、イラストレーション
100
【連載】オホーツク通信
Vol.15 (最終回)
蝦夷鹿マニアックス。
エゾジカ・フライズのタイイング実例とフライ作例集。
備前 貢=文と写真
110
シングル8番でブラウン97cm
支笏湖は5月が熱い!
西井堅二=文と写真
116
早春の江戸前釣りを堪能する
中根淳一=文と写真、イラストレーション
121
河川環境のこれから
中村 創=文
128
色と光について理解を深めるための小特集
UVマテリアルとは何なのか。
130
釣れる?釣れない?の前に、知っておきたい。
エサ生物と紫外線の関係性
長岡寛=解説
佐々木岳大=協力
136
ショップでブラックライトを当ててみた!
UVマテリアル大検証
佐藤俊博=解説
142
管理釣り場、湖、スイングの釣り、ウエット、ニンフ、ソルト……。
名手たちのUVマテリアル考
嶋崎 了/杉浦雄三/仲野 靖/和氣恒久/山口直哉/吉田俊彦/リック・タカハシ/中峰健児
150
ビーストとゲームチェンジャーの長所が融合した
ビースティチェンジャーを巻く
稲見一郎=解説
161 次号予告