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鮎 小沢兄弟 点撃ち泳がせ
今年はなんと立てザオ!
ここ数年、引き釣りを中心とした小沢兄弟のテクニックは、ワンピースハリスや短ザオなど、絶間ないバーションアップを繰り返しています。
そして今年、彼らの釣りは大きな進化を遂げていたことが明らかになりました。これまでは、サオは寝かせてゼロから強めのテンションでオトリを引くのが彼らの釣りの基本のはずでした。しかし、2018年の報知オーナーカップを制した小澤剛さんの決め技はなんと立てザオ。伝家の宝刀を封印し、水中イトはほぼ垂直、ゼロからマイナスのテンションでオトリをコントロールすることで念願のビッグタイトルをたぐり寄せました。
本作では、実釣は弟、剛さん、解説は兄、聡さん、という布陣でこの立てザオの釣りに迫ります。引き釣りを線の釣りとするならば、立てザオの釣りはオトリをピンスポットで置いていく、いわば点の釣りです。
ドローンを使い、ほぼ真上からオトリを泳がせる範囲や、立ち位置とポイントの位置関係などもわかりやすく撮影しました。また、兄、聡さんが近年提唱している7mの短ザオの可能性や、チラシの有効性についても検証します。これは逆に剛さんにも使用してもらい、特徴を解説しています。
「これまでの釣り方では勝てなくなった」という剛さんがついに達したネスクトステージが、点撃ち泳がせ。そのテクニックを隠すことなく披露していただきました。