2013年、ダイワ鮎マスターズ全国制覇を成し遂げた佐々木敏浩さんのテクニックをあますところなく解説。 佐々木さんの特徴は、なんといっても複合メタルライン＋小澤式背バリを使用した泳がせ釣り。 もともと立てザオ泳がせの名手だった佐々木さんが、トーナメントで勝つために、強い流れでも効率よく探るためにたどり着いた結論です。 ねらったポイントまではオトリを引いていき、掛ける時には泳がせる。 ゼロテンションで止めて、野アユを待つ。 オトリを底石に突っ込ませずに左右へ誘導する。 このオールラウンドな釣法を ザラ瀬、大きな石の多い瀬、岩盤の上の緩い流れ、小さな分流のトロなど、 さまざまなシチュエーションで実践していただきました。 また、特別ゲストとして、昨年シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権を制した島啓悟さんを迎え、同じ複合メタルのみを使う名手同士が、それぞれの釣りを分析。 ソリッド穂先の軟らかさを利用し、水中イトを張り気味＋ノーマル仕掛けで野アユが掛かる「フワフワ感」を演出する島さんと、それに対し、チューブラー穂先＋太めの複合メタル＋小さなオバセで同じ「フワフワ感」を出す佐々木さん。 泳がせ釣りの可能性をさらに広げる内容です。 ※昨年夏、出演者である佐々木敏浩さんは残念ながら、若くして亡くなられてしまいました。追加映像として、釣りの恩師やライバルたちの追悼コメントも収録しています。