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竿忠の寝言<上>

竿忠の寝言<上>

定価:本体950円+税

著者:中根音吉

新書判

(在庫切れ)

不世出の名人竿師といわれた初代竿忠は、明治から大正、昭和の三代を生きぬいた生っ粋の職人であり、その伝記ともいうべき『竿忠の寝言』は、当時の市民生 活と世の中の移り変わりを活写し、昭和六年(1931)に非売品として刊行されて以来、長谷川伸や土師清二の小説にも登場した古典的傑作である。本書はそ の全文を上下二巻に分けて収録した貴重な作品の復刻版である。

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