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うさぎ美味しい、かの山
舞台は昭和30年代のニッポン、長崎の片田舎。小学校低中学年時代の出来事を、昨日のように生き生きと描きだす抱腹絶倒?ときにはホロリと涙する素晴らしき戦後里山少年物語。その暮らしを著者は「古里」と表現する。 生命力にあふれた子供たち、濃密な自然とヒトの絆と暮らし、みんな貧しかったけれども途方もなく豊かで、幸せだった毎日。 今となっては二度と再現することのできない(帰ることのできない)、過ぎ去った夢舞台の物語が、読み手の心をとらえてはなさない!