フロロカーボン0.175号の水中イトを基軸に使い、泳がせ釣りで爆発的な釣果を出す。近年アユ釣り競技の世界で注目を集める廣岡兄弟の技。泳がせ釣りといえばオトリの上にできるイトフケ＝オバセの調節が釣果の決め手。兄の保貴さんはポイントと状況に応じてオバセ幅を変える。 次男の昭典さんはねらいの筋から外さぬように徹底的にオトリを管理。どちらもオトリ任せの釣りからは遠く離れた技。それは泳がせ＝静の釣りというイメージを払拭するアクティブな釣り。収録された爆発的な入れ掛かりがその実力を物語る。