【特集1】無限に広がる「ルアーの森」へ。エリアトラウト読本
【特集2】寒タナゴ
今月号はエリアトラウト特集です。スプーンやクランクベイト、ボトムの釣りの基本から、渋い時でもヒットを継続させるためのルアーローテーション術、トーナメントへの一歩を踏み出すための心得などの応用まで、スキルアップに役立つテクニックが満載です。さらに、大物の釣り方のコツやラインの使い分け、家族向け・電車釣行・ブランド鱒・多魚種ねらいの4タイプ別エリアガイド、フックセッティング術、トラウト料理のレシピなどのお役立ち情報も紹介しています。
第2特集は寒タナゴ。鮮やかな魚体を愛でるバラタナゴ釣りの始め方、タナゴ道具のディープな世界を味わうためのお店&道具紹介、江戸和竿師のインタビューなどを掲載しています。
ほかにも和ザオのハゼ釣りや空バリでねらうワカサギ釣り、ウキフカセ、冬にぴったりの鍋料理のレシピ紹介などの情報も盛りだくさんです。
CONTENTS
10 EDITORIAL MESSAGE
12 MONO語り
FROM FRESH WATER
16 神奈川県/足柄キャスティングエリア
手始めはトップルアーで。
写真◎津留崎健
25 ルアーと相性、合っていますか?
マッチ・ザ・フック
30 静岡県/東山湖フィッシングエリア
エステルラインでアタリはもっと増える
35 群馬県/川場フィッシングプラザ
色は?ウエイトは?アクションは?
スプーンローテーションの組み立て方
40 栃木県/アルクスポンド宇都宮
レンジを見つけて細かく刻む
クランクベイト二段活用
45 ジャンルも!アクションも!ローテーションも!
基本が全部まる分かり!
トラウトルアー入門
52 群馬県/宮城アングラーズヴィレッジ
昼からスタートしてもチャンスあり
クランクベイトで始めるエリアトラウト
57 群馬県/フィッシングポイント ベリーズ迦葉山
ライン選択とロッド角度からルアーの姿勢やスピードを推察する
エリアトラウト学の第一歩
62 静岡県/すそのフィッシングパーク
「ボトムを耕す」面白さ
67 静岡県/アルクスポンド焼津
現マイスターが教えてくれた
クリアポンドで苦戦しないルアーローテーション
これがエリアトラウトの醍醐味
71 ユーカリカップに潜入!
初めてのエリアトラウトトーナメント
76 埼玉県比企郡
2023年10月にリニューアルオープン!
フィッシングステージ彩の国
81 広島県/フィッシャーリゾートしょうばら
大物ねらいのキモはアレンジにあり
86 管理釣り場へようこそ!
4タイプ別エリア案内
94 エリア通いがさらに楽しくなるご馳走レシピ
美味しくいただき鱒!
98 「学び」ある釣り体験を子どもたちに!
D.Y.F.Cトラウトスクールの1日
100 【創業85周年TALEX×創刊77周年『つり人』特別連載企画】
TALEX, the way I am.
~トップアングラーが語る目の流儀~
アングラーインタビュー第8回:松本幸雄
102 京都府/本梅川、滋賀県/伊庭内湖
アブラボテに始まりカネヒラに終わった郷愁の小物釣り旅
翔んで秋の京都、滋賀へ
108 茨城県/牛久沼周辺
市販アイテムで楽しむ
お手軽!寒タナゴ入門
112 揃える楽しさと愛でる喜び——
こだわり4店の店主が推す
初めての鱮道具との邂逅
116 竹とともに生きる
「竿ます」さんの工房を訪ねて。
120 江戸和竿組合新理事長、竿中親方と楽しむ
水雷竿のハゼ釣り
122 神奈川県/津久井湖
11cmを超える2年魚の鈴なりに期待
ワカサギ爆釣シーズン突入!
126 南伊豆/石廊崎
痛快な引きが面白い!
沖磯で楽しむウキフカセ釣り
130 【連載】
久保田剛之――ランカーハンターの引き出し――
シーバス・プランニング
第9回 湘南サーフ攻略
135 年末年始につつきたい!
旬魚で体の芯まで温まる
冬の釣魚鍋
142 NEW GOODS INFORMATION
147 ドライフライだけで始める!
ゼロからのフライフィッシング入門
154 ゆかぴ船長の「今日も釣れっから!」
156 【連載】
鮎の味――文人・文士・食通たちの香魚礼賛
第16回「神吉拓郎」
文◎世良康
160 【連載】
爆笑&爆釣川柳塾 17文字の釣り人生
選者◎村田春雄、イラスト◎もりなをこ
162 いま、見つめ直す
素晴らしき河畔林
その2 洪水対策と河畔林
168 月刊つり人NEWS & TOPICS
178 編集後記
釣りのビギナーから経験者まで、大人も子どもも気軽に楽しめて、
そのうえ釣りに関する知識や常識まで身につく
「釣り人のためのクイズ本」が登場!
本書は、(公財)日本釣振興会・普及振興委員会の各委員が制作し
HP で公開中の「釣り人クイズ」をもとに、書籍化したものです。
用意したクイズは全部で150 問。構成はすべて3択式で、
イラストや写真を豊富に添えました。
答えは次のページを開くと確認できます。答えにはなるべく
解説も用意し、単にクイズを解くだけではなく、釣りと釣りに
関連する知識や常識を得られるように努めました。
また、問題と答えの解説の漢字にはルビを多めにふってあります。
やさしい問題から奇問・珍問・難問まで、全問正解できたら、
あなたも立派な「釣り博士」になれるかも!?
目次
はじめに・本書の使い方 2
1 章
釣りのマナーやルール、
安全・危険などに関連する21問 5
2 章
釣具・エサ・技術・釣り場のこと
などに関連する47問 37
3 章
釣りに関連するさまざまな
雑学なども含む43問 105
4 章
魚に関するあれこれ39問 171
(公財)日本釣振興会について 223
著者は物心ついたときから川魚を釣って遊んでいた根っからの釣り人であり、東大大学院を経て現在は公立の教育大学で生物学を教えています。本書は科学者にしてトラウトフィッシング・アングラーでもある著者が、その両方の視点から、トラウトフィッシングに欠かせない有益な鱒の生態と、それらを背景とした釣りの考察を解説。「本流ヤマメのバイオテレメントリー」「夏ヤマメのホルモンバランス」「サクラマスと本流ヤマメ」「サクラマスは遡河後に摂餌を行なうか」等、興味深い章タイトルが目白押し。また連載中に読者から寄せられた「生態学の観点からアドバイスしてほしい釣りの相談事」への答えも漏れなく収載。サクラマスをはじめ、ヤマメやイワナ釣りのアングラーには大変読み応えのある内容です。本書はトラウトルアーフィッシング専門誌『鱒の森』の好評長期連載「アングラーのための生態学教室。−棟方トラウトゼミナール&釣りが上手くなる生態学Q&A。」を書籍化したものです。連載全体を加筆・修正し、新たにサクラマスの生態等の書下ろし原稿も収載しました。
目次
まえがき 5
序章 サクラマスの基礎生態について 7
1 河川内回遊型のヤマメ 14
2 ビワマスの謎 20
3 サラマオマスの旅 27
4 イワナとヤマメの距離感 34
5 本流ヤマメのバイオテレメトリー 42
コラム 時を駆けるタスマニアンデビル 53
6 夏ヤマメのホルモンバランス 57
7 アングラーの目線と大型ヤマメの目線 65
8 切り欠き魚道 75
9 サクラマスと本流ヤマメ 86
10 サクラマスは遡河後に摂餌を行なうか 94
11 降湖型サクラマスの回遊パターンを探る 101
12 ヤマメとイワナの保全のあり方を思う 113
13 気仙川のヒカリの行方(前編) 121
14 気仙川のヒカリの行方(後編) 129
15 2022年広瀬川レポート 138
16 オレゴン・トラウトルアーフィッシング異聞 145
17 川の流域の区分法 153
18 レジームシフトと人為的影響 162
19 ミノーのパーマークは有効か 169
20サクラマスはどこからきたのか 175
釣りと魚をより深く理解するための生態学 Q&A
01朱点の有無以外のヤマメらしさ、アマゴらしさとは 182
02たまにヤマメが浮かべている赤点の正体とは 185
03サクラマスは成長度によって口の硬さが違う? 188
04稚アユを食べる本流ヤマメの成長速度は 194
05特定の湖で湖沼型サクラが大型化する理由は 198
06川に帰ってきたサクラマスは本当に小型化している? 202
コラム シロサケの資源減少を考える 205
07 大水が出ると本当に魚は死んでしまう? 208
08渓魚の体色はなぜ川底の色に似ている 213
09増水の川で魚は小石を食べるのか 218
10奇形と思しきイワナはなぜ大きくなれる 222
11どうして魚はヨレが好き? 226
12サクラマスの遡上量は毎年なぜ違う 230
13どうしてトラウトの婚姻色は派手なのか 235
14渇水の沢でヤマメの体表に付く寄生虫の正体は 240
15ファイト中になぜ別の魚がまとわりつく 244
16黒部のイワナはなぜ魚を捕食しないのか 248
17あらためて鱒の模様の意味とは 251
18海外サケ研究のトレンドは? 256
19なぜ淵の大型ヤマメはジャンプする 261
20渓流魚は吸い込む系のバイトはしない? 265
21なぜ日本海側のサクラマスは減少しているのか 270
あとがき 286
【特集】サクラとサツキ。
海から川へ遡上する鱒たちの底知れない魅力は、どんなに釣れない日々が続いていたとしても、夜が明ければ川が魚で満たされている可能性が常にあるということ。朝、冷たい流れにルアーをとおせば、そこには必ず希望があります。多くのトラウティストが幸せな2024 シーズンを送れるように、サクラマス・サツキマスへと近づくヒントを集めてみました。
CONTENTS
6 鱒の肖像。文と写真=足立聡
13 モノを旅する。文と写真=丹律章
14 日向国の在来ヤマメ。僕らはパーマークに見惚れたい、いつまでも 文と写真=松本宏人
21 水辺の帽子。
23 渓の隣人
24 特集 サクラとサツキ
26 大河のヘビーシンキング。追波川攻略の鍵、リアクション戦術を学ぶのだ。
32 サクラに近づく、5つの奥義。その前アタリ、どう掛ける?エキスパートの思考術でレベルアップだ。
37 もっと知りたいサクラ&サツキの生態。棟方ゼミナール特別編。知識を最新版にアップデートだ。 解説=棟方有宗
41 春、庄川に帰る。表層で魅せる、ショートリップのシャローゲームが面白い。 文と写真=柴光則
46 皐月、白銀を追って。3名のアングラーが語る、木曽川・狩野川・熊野川サツキマス戦術。
54 バルサのタダ巻きが、一番釣れる。流れをつかみ、付き場を教える。バルサは本流の高性能レーダーなのだ。
61 サクラに至る道。本流のABU 使いが最上川、追波川、赤川で最高のサクラマスを手にするまで、その時間をともに振り返る。
67 ガツンと響いた、1尾を語る。2023 全国サクラレポート。
●北海道日本海/鈴木新也
●閉伊川/永洞淳一
●米代川本流、阿仁川/中野光大
●阿仁川/山岸俊之
●鮭川/柿﨑友貴
●胎内川/網野深志
83 コラムの森
●虻蜂とらず 榎本崇
●上流・下流、あちこちで釣れる川に 坂下武彦
●神鳴り ‒雷神を見た‒ 高橋辰美
●封印の谷 宮澤秀規
●サクラマスの魔法 柴光則
●捨てられない 滝川一尚
●渓流釣りで感じる自然の価値 酒井新悟
99 夢叶う、イトウの原野。北海道・道東湿原河川をゆく 文と写真=石塚恒
105 Old is New. トラウト温故「釣」新。イワナの ABU。 文と写真=荒川大悟
110 早川冬期C&R 区間で遊ぶ スレた魚をどう釣るか 食い渋りを打開する、食性に訴えかけるルアーローテーション
115 棟方トラウトゼミナール。 文=棟方有宗
118 秋の丹沢、歴史を辿る尺イワナ釣行記。 文と写真=木岡弘充
123 渇水&高水温、熱暑の川で夏ヤマメに挑む。 文と写真=三浦大知
126 自宅フィッシング奮闘記。 文と写真=久松圭
129 From Readers 読者の手紙。
131 セミルアーの本当のところ。トップを投げまくり、セミにハマった2日間。
138 EUREKA!
142 仕掛けるサケ釣り。渋い1尾のリアクションを引き出す、マクロな食わせ術。 文と写真=風間俊春
151 Present
153 無名沢の勇者。木曽川源流ヤマトイワナ探釣記 文と写真=朝賀敬一・典子
159 New Tackles
162 Next Issue
★年末年始休業のご案内★
誠に勝手ながら2023年12月30日(土)より2024年1月4日(木)まで、年末年始休業とさせていただきます。
※12月29日(金)9時30分〜12時まで通常営業。
※1月5日(金)9時30分より通常営業。
期間中お客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご寛容くださいます様お願い申し上げます。
来年も、社員一同より一層努力して参ります。今後共、変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。