特集は『ウィードエリアの攻略法』。藻場は魚の付き場であり、ねらうべきポイントですが、根掛かりやヒット後に突っ込まれバラすこともあるため手をこまねいている釣り人も多いのでは？　そこで今回はウィードが繁茂する山上湖を舞台に藻場から1尾釣るまでをレポート。また、ウィードエリアでは藻切れや藻穴を見つけるのがセオリーですが、どうやって見つけるのか。見つけた藻穴やポイントにどうすれば正確にエサを入れられるかを徹底レクチャー。“釣れたから釣った”を実感できるはずです。国内だけではなく海外のウィード攻略法も掲載。そのほか底質が分かるウィード図鑑も必見です。
　第2特集は『目覚める春、躍動する夏』と題して春・夏ゴイ戦術を紹介。5人のカープフィッシング理論では名手が誌上で春・夏ゴイ攻略のセオリーを語り尽くします。続いて、山上湖、河川、ダム、平野湖に分け、具体的なフィールドを出しながら春、夏パターンを解説。理論と実践の両方向から春と夏を分析します。海外の春・夏ゴイ戦術も紹介。
　そのほか、入門から発展系までを網羅した保存版のリグ図鑑、バスプロが見た大ゴイ談、列島大ゴイレポート、今注目のニューベイトなど、充実の内容でお届けいたします！

Basser5月号では、清水盛三さん、大森貴洋さん、深江真一さんが出場した2015年バスマスタークラシックを徹底レポートします。45回目のクラシックの舞台はサウスキャロライナ州のリザーバー、レイク・ハートウェル。最低気温マイナス15℃という極寒の状況に挑んだ3人の日本人アングラーの戦いを詳報。とくにトーナメントリーダーとして最終日を迎え、2度目の優勝に王手をかけた大森貴洋さんの奮闘ぶりに注目です。
　このほかに国内の春の釣りもバッチリ収録。草深幸範さんと森田哲弘さんが北浦で、村上晴彦さんが加古川で、吉田幸二さんが霞ヶ浦でオカッパリの釣りを紹介しています。読んだらすぐに試したくなる内容です。さらにメガバス代表伊東由樹さんの新連載もスタート。今月もBasserから目が離せません。

「バス釣りを始めたんだけどなかなか釣れない」、「釣果に伸び悩んでいる」オカッパリアングラーに朗報！　これまでオカッパリで数えきれないほどのバスを手にしてきた川村光大郎さんが、長年の経験をもとに釣果を伸ばす秘訣を惜しげもなく公開。タックルセレクトからエリアの見極め方、アプローチ法など、頭ではわかっていても実践できていない、もしくは見落としがちな項目を川村さんが改めてわかりやすく解説しています。
　観ていただければわかると思いますが、何も難しいことはしていません。ハイプレッシャー化したフィールドでも、一度頭を真っ白にして川村さんが実践していることを完全コピーしてアプローチしてみてください。まだまだ釣果を伸ばすことは可能なことが実感できるはずです。「これを観て、そのとおり実践していただければ、釣果がアップする内容になっています」という川村さんの言葉に嘘偽りなし！

シャッドテール系のソフトベイトをセットしたラバージグをスイミングさせるという、いたってシンプルだが効果絶大なメソッド、スイムジグ。2007年ころに琵琶湖でディープエリア攻略のメソッドとして、ロングシャンクのフットボールジグにシャッドテール系ワームをセットしてスイミングさせる「スコーンリグ」が浸透していましたが、５年ほど前のアメリカのトーナメントシーンでシャロー攻略のニューメソッドとして紹介されて一気に周知されました。しかし、まだ登場から日の浅いこのメソッドを完全に理解して使いこなしているアングラーは意外と少ないようです。
　そこで今回は、早い段階からスイムジグに着目し、自身のブランドから専用のラバージグをリリースするほどスイムジグへの造詣が深い松下雅幸さんに解説を依頼。ロケの舞台は琵琶湖と利根川。まったく異なるシチュエーションでスイムジグの威力を存分に証明してもらいました。これから春に向かって効果的なメソッドだけに必見の内容となっています。

特集は“これぞ釣りの原点 タナゴ・フナと遊ぶ。春の水郷”。巻頭を飾るのは福岡県柳川。市内を縦横無尽に流れる水路からはヤリタナゴ、カネヒラ、アブラボテが元気よく姿を現わした。日本の水郷をより深く知れる「ニッポンの水郷案内」、千葉県香取から茨城県行方にかけて実釣を行なった「小江戸散策とタナゴ遊山」、「流れ川のタナゴ釣り」、和ザオがほしくなる「和ザオのベーシック」など春の水郷を遊びつくすための情報が満載。
第2特集は春ワカ＆春ヒメ徹底攻略マニュアル。ワカサギというと冬のイメージが強いが、実は春も面白い。春めく山上湖で抱卵したジャンボサイズのワカサギをねらう時間は格別だ。