2013年、ダイワ鮎マスターズ全国制覇を成し遂げた佐々木敏浩さんのテクニックをあますところなく解説。
佐々木さんの特徴は、なんといっても複合メタルライン＋小澤式背バリを使用した泳がせ釣り。
もともと立てザオ泳がせの名手だった佐々木さんが、トーナメントで勝つために、強い流れでも効率よく探るためにたどり着いた結論です。
ねらったポイントまではオトリを引いていき、掛ける時には泳がせる。
ゼロテンションで止めて、野アユを待つ。
オトリを底石に突っ込ませずに左右へ誘導する。

このオールラウンドな釣法を
ザラ瀬、大きな石の多い瀬、岩盤の上の緩い流れ、小さな分流のトロなど、
さまざまなシチュエーションで実践していただきました。

また、特別ゲストとして、昨年シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権を制した島啓悟さんを迎え、同じ複合メタルのみを使う名手同士が、それぞれの釣りを分析。
ソリッド穂先の軟らかさを利用し、水中イトを張り気味＋ノーマル仕掛けで野アユが掛かる「フワフワ感」を演出する島さんと、それに対し、チューブラー穂先＋太めの複合メタル＋小さなオバセで同じ「フワフワ感」を出す佐々木さん。
泳がせ釣りの可能性をさらに広げる内容です。

※昨年夏、出演者である佐々木敏浩さんは残念ながら、若くして亡くなられてしまいました。追加映像として、釣りの恩師やライバルたちの追悼コメントも収録しています。

地元名手からトップトーナメンターまで、各川に精通する友釣りマンが原稿を執筆。有名どころから穴場的存在まで、思わず行きたくなる「いい川」をピックアップしました。

●収載河川県＝茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・山梨・長野・新潟
●各河川の紹介記事は、原稿・地図・仕掛け図・写真の４要素で構成。
●地図は広域アクセスMAPと河川図、必要に応じて拡大図でも現地情報を掲載。
●各ポイントは、川のようすを時には攻略法も交えて解説。
インターネットの情報が氾濫する現代だからこそ、信頼のおける釣り人によるていねいな釣り場ガイド＝本書は、はじめての釣り場では頼もしい「案内人」になってくれること間違いなし。また、経験のある釣り場でも新しい発見があることでしょう。

第1特集はテンカラ。道具立ては簡素だが、求める魚は宝石のような美しさだ。徳島県・那賀川支流、静岡県・狩野川支流、長野県・根羽川の実釣記事、テンカラギア大図鑑、沢テンカラ入門、テンカラ釣り場ガイド、毛バリ巻きなど充実した内容でお届け。また近年では海外でも注目されており、アメリカ、イギリス、チェコの最新テンカラ事情も紹介。
ゴールデンウイーク間近！　ということで、第2特集は本誌執筆陣が太鼓判を押す「ゴールデンウイークに行きたい釣り場19選」。淡水、海水のフィールドを紹介しつつ、おすすめの最寄りの立ち寄り処も掲載。釣り＋αが楽しめるので、家族での釣行にもおすすめ！

『Basser』6月号では「雨と気圧低下の正体」と題して、雨とバスフィッシングのつながりをさまざまな角度から『Basser』らしいコアな切り口で紹介します。「魚が浮く」「警戒心が弱まる」などの理由で釣りやすいと言われる雨。本当に釣りやすいの？　どうやって釣ればいいの？　などバスを釣るための雨との付き合い方をまとめています。
　雨によるフィールドの変化と釣り方について、総論を並木敏成さんが、クリアリザーバーでの例を山岡計文さんが、琵琶湖の例を奥村哲史さんと平村尚也さんが解説しています。さらに気象予報士が降雨の仕組みを解説したり、スゴ腕アングラー4人が実在のフィールドで雨が降ったときの釣りをシミュレーションしたり、レンタルボート店店主が過去の釣果報告をもとに釣れる雨と釣れない雨の違いをひも解いたりと、バラエティー豊かな内容で雨の日の釣りに迫ります。
　ほかに、ついに開幕した「JB TOP50」第1戦の詳細レポート、人気連載「NEO田辺道場」、中田敬太郎さんの新連載「敬ちゃんの丸刈りイエローカード！」も要注目です。

特集は「渓流ルアーをもっと楽しむ新アイデア。」そのリップ、ボディー形状、ウエイトバランス。あなたのお気に入り渓流ルアーには、どんな意匠が施されているのでしょうか？ 2015シーズンにデビューする期待の新型ミノーから、人気の定番プラグ、そして未来を先取りしたカッティングエッジなニュータイプにいたるまで、デザインの秘密を探求します。また、第２特集は、パックロッドとテントを担ぎ、利根川源流へ大イワナを求めて山旅へ。今年こそ源流を本格的に楽しんでみたいアングラーのために、沢で眠るための装備と基礎知識も詳しく解説。そのほか、注目の秋田サクラマス４月解禁なども速報します。