特集は、「冬の小さな探検 タナゴ釣り」。釣魚としては、間違いなく世界最小クラスであるタナゴが、今の時代にあらためて愛好者を増やしている。ロッドがカーボン全盛になり、リールが精密な電動器具にもなり、海でも川でも、釣れない魚のほうが少なくなったともいえる時代。でも、アナログな人間本来の感性の中には、等身大で向き合える、小魚の中に思い出すシンプルな釣りの楽しさがきっとある。さぁ、タナゴ探検、出かけませんか?
第2特集はタチウオ釣り。陸っぱりウキ釣り、ライトルアー、ワインド釣法、沖釣り。多彩な釣り方とともに、入門グッズや美味しく食べるための料理も紹介。
今月の特集は「偏執的タイイングツールの世界」。魚を釣るためではなく、“自分”のためにフライを巻いてしまうという、タイイング好きのフライフィッシャーの愛用ツールを紹介。東知憲さん、安田龍司さん、備前貢さんらの思い入れのあるツールとともに、さまざまなエキスパートが選ぶツールを解説しています。
このほか、北海道の本流釣行記のほか、カナダ五大湖、クリスマス島などの海外釣行記、さらにキャスティング・クリニック、バスバグタイイング記事など、幅広い内容でお届けしています。
九州の海がもっとも賑やかになる季節を迎え
№09晩秋号ではライトゲームからビッグゲームまで
各種取り揃えて深く掘り下げてお届けします!
表紙は九州を代表する釣りガール、みっぴこと秋丸美帆さん。
旬のアオリイカとのツーショットが爽やかな秋空に映えます。
第1特集は
「NO AJING, NO LIFE.
最盛期に突入した九州アジングのモノ、テク、バショを大公開!」。
アジは周年ねらうことができる人気の大衆魚ですが、秋が深まると海辺に群れを成して良型が接岸してきますので、今はまさにベストシーズン!名手のテクニックはもちろん、バッグやケースの中身に至るまでを密着しています。さらに九州全県の有望アジング釣り場を収録した超実践的アジングフィールドガイド「九州アジNAVI2015」もあり、かなり実践的な九州アジング大特集になっています。
第2特集は
「九州名物ランカー祭り開催中! シーバス 佳境への道標」。
落ちアユパターン、コノシロパターン、サッパパターンなど、福岡、熊本、宮崎のエキスパートがわかりやすく解説するだけではなく実釣ではカメラの目の前でネットからはみ出てしまうほど巨大なシーバスをランディングするなど興奮間違いなしの特集になっています。ランカー祭りに参加するなら見逃せません!
第3特集は
「オフショア秋の新戦力! ニューアイテムの使いこなし術を徹底解説」。
この秋に市場に投入されたばかりのオフショアニューアイテムをどこよりも早く実戦投入して、その上手な使い方を解説いたします。ニューウエポンの出しどころや、他のルアーにはない特徴などがよくわかるため、秋のオフショア戦線でライバルを出し抜くバイブルになります。
このほか、秋丸美帆さんの連載「ちかっぱ釣れとう?」は表紙連動で大分にてアオリイカのエギングに挑戦。岩室拓弥さんの「FUKUOKA QUEST」、津留崎義孝さんの「先駆者のSPIRIT」は特集連動でそれぞれ個性が光るアジング論を展開。早野剛史さんの「九州バス男児!」は晩秋の川でバスを釣る秘訣を披露しています。
見て興奮、読んで役立ちためになるルアーパラダイス九州№09晩秋号はライトゲーム派もビッグゲーム派も唸る実践的内容でお届けします!
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特集は「大もの待つ、安定のフィールド 湖で笑おう!」。晩秋の天気はころころ変わりますが、湖なら爆弾低気圧や台風が来ない限りは釣りを楽します。なかでも近年、注目度が高いのは道東の阿寒湖、糠平湖、屈斜路湖。何かと忙しい師走に入ると釣りをできる時間が少なくなる人は多く、11月はトラウトフィッシングの総決算といえます。シーズンを締めくくるのに相応しい大ものが望め、かつ天候に左右されにくい前出の湖なら、今年を笑って終われるかも!? このほか、ルアーの有効メソッドを取り上げ、湖に適したタックルのインプレをお届けします。

Basserオールスタークラシック2015が10月24〜25日に利根川水系を舞台に開催された。
今年で29回目となる同大会。大会スポンサー、ギャラリーの数は年を重ねるごとに増えていく。
なぜ、オールスターがこれほどまでに注目されるのか。それは、団体やメーカーの垣根を超えた国内で唯一のバストーナメントだからだ。
前回大会は青木大介と小野俊郎の一騎打ちとなり大激戦の末、青木が初栄冠をつかんだ。それに対して、今大会は史上稀に見る大混戦となった。
DAY1は南風がそよぎ初夏を思わせる陽気に恵まれた。
しかし、利根川の水位は減水傾向にあり、良型魚がなかなか口を使わない。
結果、1位から8位までが1000g差という大混戦。前年度覇者にして、今年のJBトップ50年間チャンプにも輝いた青木は4尾3520gで3位の好位置。
昨年準優勝の小野も4尾3400gで4位。ベテラン田辺が4尾3570gで2位につけた。
リミットメイクを達成したのは1位の吉田のみだが、吉田のウエイトは3610g。4位との差わずか210g。

暖かい南風が吹いた初日から一転、2日目は冷たい北風が朝から川面を波立たせていた。
10m近く吹くという予報もあり、波乱含みで2日目が始まった。
午前8時の中間報告ではあまり動きがなかったが、10時の中間報告で青木が暫定トップに。
2位は大塚、3位は吉田。小森、草深、福島といった実力者も数を伸ばしていて着実に順位を上げてきた。
1位の青木と3位の吉田の差、わずか100g。
勝敗の行方がまったく分からないまま、13時のウエイインショーを待つことになった。
赤羽から始まったウエイインショー。13番目に登場した福島がなんと5尾のリミットメイクで4070g。
2日間トータル6510gで一気に暫定トップに躍り出る。
続いて登場した並木も5尾のリミットで4410g。2日間トータルで6410g。わずか100g届かず。
その後、有望視されていた小野、沖田、小森、初日トップの吉田、大塚が登場するも、6510gには届かない。
残すは前年度覇者、青木のみ。

青木が取り出した4尾目は明らかに1キロはあり、これで2連覇の可能性が高くなった。
青木はさらに5尾目をライブウェルから取り出した。
これが圧巻のビッグフィッシュでなんと、この1尾で2570g。
青木は2日目5尾6010g、2日間トータル9530gでぶっちきりの2連覇とビッグフィッシュ賞も手中に収めた。
青木はスピナーベイトとテキサスリグをメインに1日目は流れが当たるスポットをキーに釣り、
2日目はパターンをがらりと変え流れが当たらないスポットのカバーからテキサスリグで次々にグッドサイズを釣り上げた。
苦戦を強いられる選手が多かったなか、さすがというしかない。


成績表

この大会の模様は11月26日発売のBasser1月号にて詳細にレポートいたします。
また、青木選手、伊豫部選手、草深選手に密着した今大会のDVDが12月に発売されます。併せてお楽しみください!

青木選手の最新刊適材適所のルアーセレクト好評発売中です!