全長20フィート以上のリーダーを使い、ドライフライがナチュラルドリフトする距離を長く稼ぐことができれば、釣れる可能性が高くなる、というのは多くの人が納得できる理屈です。
しかし……。
この扱いの煩わしさは、人によっては利点よりもはるかに大きく感じられるはずです。
このDVDはロングティペット・リーダーに対して多くのフライフィッシャーが感じるストレスを解消すべく企画されました。そしてこのストレスは、ねらったところにフライが落ちないというキャスティングテクニックに関わるものと、ちょっとしたことで絡まってしまう、という所作に関わることの大きく2種類に分けられます。
そしてこれらのうち、後者に関しては練習は必要なく、知りさえすれば誰にでも実践できることばかりです。
魚をリリースした後、どういう順番で動作を行なえば釣りがスムーズになるのか。
ポイントを移動するとき、どのようにラインを保持しているのか。
できる人には当たり前に行なっていることですが、今作ではそういった部分に焦点を当てています。
さらに、それぞれのポイントの対処法も詳解。離れる距離、バックスペースの有無、前方での障害物のかわし方など、渓流で釣るために意識しなくてはならないことはたくさんあります。その中で何をどのような優先順位で判断しているのか、実際に釣ったポイントそれぞれのケースを細かく解説します。
ロングティペットにこれから挑戦したい人、ロングティペットにもう一度トライしたい人、渓流でストレスなくもっと楽しみたい人のためのDVDです。
各釣り場に精通する釣り人が執筆。穏やかな里の渓から、大魚を育む本流、ダイナミックな源流まで、思わず行きたくなる「いい川」をピックアップ。しかも本書は渓流釣りファン憧れの東北から青森・秋田の2県分を収録したお得な内容で、主な水系別にわかりやすくまとめました。
各河川は、地図と写真、原稿の3要素で解説。地図は広域アクセスMAPのほか、時には狭いエリアの拡大図も含む釣り場地図を掲載して現地のようすを分かりやすくしています。 インターネットの情報が氾濫する現代だからこそ、信頼のおける釣り人によるていねいな釣り場ガイド=本書は、はじめての釣り場では頼もしい「案内人」になってくれること間違いなし。また、経験のある釣り場でも新しい発見があることでしょう。
第1特集は
「エキスパートたちも心待ちにするドリームゲーム 春爆指南」。
長かった冬も終わり、いよいよ九州の海川湖が生命感に満ち溢れる待望の春がやって来ます。磯からはヒラマサ、ヒラスズキ、ブリがねらえ、河川には産卵を終えた大型シーバスが再び姿を見せ、堤防にはアオリイカやササイカ、ケンサキイカも接岸。早春の渓にはヒレピンのヤマメ、さらにはXデーと呼ばれるブラックバスの春爆予想まで。そのような最上級のゲームが楽しむためには条件があり、その条件下で威力を発揮するテクニックやルアーセレクトが存在します。各ジャンルのエキスパートが待望する春爆(春の爆釣パターン)を一挙公開します!
29回目の夏、長良川で熱く燃えたアユファイターたちの戦い「ダイワ鮎マスターズ2015」の全記録。地区大会、東日本・中部・西日本ブロック大会、そして長良川での全国決勝大会まで、全国各地で繰り広げられた熱戦のもようを余すところなくお届けします。また今年の30周年記念大会を前に行なわれたマスターズ倶楽部レジェンド大会の模様もレポート。特集は悲願の優勝を手にした有岡只祐さんの「背バリ維新」。ウレタンからオペロン、そしてPEへと進化を止めない有岡さんの必勝背バリに迫ります。また初出場から今大会までを振り返る「激釣!七番勝負」も読みごたえ充分! 初出場で準優勝した加藤達士さんのミディアムショート・ロッドの使い方。また3位入賞を果たしたベテラン福田和彦さんと瀬田匡志さんの勝利の方程式。さらに昨年復活を遂げた岡崎孝さんのウィニングロッド話など、情報満載でお届け。
今月は「チャターベイトタイプ」を特集。2009年ごろからJB TOP50などのトーナメントを通じて日本のバスフィッシングシーンに徐々に浸透しながらも、深く掘り下げられていなかった存在です。本特集ではチャターベイトタイプの起源から現在までを徹底的に追っています。清水盛三さんや並木敏成さん、伊豫部健さんなど、国内におけるチャターベイトタイプの第一人者たちが、ほかの巻き物との使い分けや「出し時」、使用法、トレーラーのローテーション基準などを紹介。また、琵琶湖で行なった取材(アングラーは舞木雅和さん)ではカメラの前でロクマルが飛び出しました。ある意味曖昧な存在だったチャターベイトタイプ。タックルやトレーラーセッティングの細部で釣果が天と地ほど変わるケースがあることが見えてきました。ビッグフィッシュキャッチの最大のチャンスであるプリスポーン期を前にその全貌をご覧ください。