特集は「渇水のたのしみ、増水のねらいめ」。梅雨時期の増水＆ニゴリ、そしてその後にやってくる夏場の渇水。これからの季節は、その日の釣りが川の水量に左右されるような状況も増えてきます。そんな時の対策を覚えていれば、逆境がチャンスになるかもしれません。今後では、渇水時のサイトフィッシング、増水時のビッグドライの釣りなど、“増渇水を楽しむ”ためのアプローチを紹介しています。
このほか、これからが盛期の東北フィールドレポートも掲載。いくつかのエリアをピックアップし、地元の名手が今年の調子や、今後の展望を解説しています。さらに、沖縄＆浜名湖のクロダイレポートなど夏に向けての記事を豊富に盛り込んだ内容でお届けしています。
別冊つり人Vol.423
『渓流２０１６夏号』
ISBN978-4-86447-428-3 本体1,800円+税
２０１６年夏号の特集は、「野営道具愛」です。
『渓流』は、これまでも釣りだけにとどまらず、山菜やキノコ採りの楽しさ、森の木々や生きものたちの営みなどを紹介してきました。夏号では、渓流をもっと多角的に楽しむために、さまざまな遊び方を提案します。
せっかく素晴らしい自然の中に入るのだから、釣りだけではもったいない。最近のアウトドアグッズは軽量化が進んでおり、運ぶのもラクチン。というわけで、渓流をより深く楽しむための道具に焦点を当てます。
もちろん、釣りの記事もたっぷりと掲載。源流イワナ釣りから、毛バリ釣りのテクニック。さらに豪快なサケ釣りなどを紹介しています。
間もなく夏休み。子どもも連れて渓流へ出掛けるのなら、読んでおいて損をしない一冊です。
滝、それは。
渓流魚にとっては遡上を阻む場所であり、
釣り人にとっては大ものとの出会いに期待が高まる場所。
そもそも古来、人にとって滝は数々の伝説を伴う
特別な場所であり存在だった。
本書は、滝での一期一会を求める釣り人のために、
滝そのものの魅力をはじめ、釣法別・滝の釣りの攻略法、
危険回避のための知識、釣行記等について、
複数の筆者が存分に書き記しています。
特集は「水面で、釣る。」。
陸生昆虫の動きが活発になるこの時期、生き物の気配に満ちた渓流や湖沼では、水面で激しいライズを見ることが多くなります。となれば、フライはドライ、ルアーはトップウオータープラグの出番。心の中で「来い……」と念じながら水面に浮かぶルアー＆フライを凝視していると、仕事や嫌なことなどはすっかり忘れられます。イメージどおりに水面が割れたらスリリングの一語、理屈抜きに楽しい。しかも、夏シーズンに出て来るトラウトは比較的グッドサイズが多いのも魅力です。ルアーはセミルアーと“ノベザオ＋ルアー”という新しいスタイルを紹介、フライは軽さにこだわったパターンと最新タックルに着目します。また、トップの釣りが盛期を迎えるのはトラウトだけではなく、ナマズとブリも同様です。ナマズは初心者の女性が釣るまでのようすをリポート、ブリはジギングより釣れるという爆発力に迫ります。
そのほか、いよいよシーズンが始まる「道東太平洋の海サクラ」、ロックフィッシュで使用するフックについて考察する「実績リグに見るフック選び」、フライフィッシャー必見の「ブレイデッドループの作り方」など、興味深い話題が満載です。
「サイト・ビー」が5月26日午前0時にオープンいたしました。
このサイトでは、『Basser』に掲載された過去の記事から繰り返し読みたいテクニック記事や
最新のタックル情報などを日々更新していきます。
バスフィッシングの楽しさ、奥深さを『Basser』を知る人ともそうでない人とも共有したい。
そのためにさまざまなことに挑戦していく予定です。
本誌『Basser』ともども「サイト・ビー」をよろしくお願いします。
siteB CREW一同