第1特集
フライライン大宇宙
第2特集
渓で夜を過ごすという冒険、リバーステイ
#3〜4の渓流用ラインを中心にフライラインを特集します。
現在日本で入手可能なメーカーの解説や、38本の振り比べなど、どれを選べばよいか悩んでいるフライフィッシャーのための記事を作りました。
記事をとおして感じるのは、メーカーがそれぞれにこだわりを持って作っていることと、
ラインは「良し悪し」ではなく、「好き嫌い」で選んでよいのではないか、ということです。
個人のキャスティングのクセ、使うフライやロッド、よく行くフィールドなどによって、評価基準は千差万別。あなたに合った1本を見つけてください!
第2特集では「リバーステイ」。源流へ行くのではなく、渓流で泊まる3つのストーリーをお届けします。
CONTENTS
003 BACK CAST
009
特集
フライライン大宇宙
多様性と混沌。
自分に合った1本がほしい。
010
Diversity of Fly Lines
白川 元=解説
編集部=文・写真
014
フライライン ブランドストーリー
020
フライラインの最前線と少し未来のこと
ジェフ・ピアス=解説
編集部=文・写真
042
私たちは雰囲気で選んでいる(のか?)
フライライン38本振りくらべ
丹 律章=文
楠堂亜希=撮影
編集部=構成
052
フライラインにまつわる素朴な疑問に答えるページ
稲見一郎=解説
小倉隆典=イラスト
文=編集部
055
紡がれてきたシルクラインの美質。
矢野宏治=解説
編集部=文・写真
060 本流尺ヤマメのドライフライタクティクス
渋谷直人=文
津留崎 健=撮影
068 「尺ハラスメント」という祝福
072 ブランド価値を伝える代弁者
076 自由な動きのための、責任あるデザイン。
中根淳一=文・写真
080 フライロッドの作り方
東 知憲=文
勝俣雅晴=写真
086 【連載】オホーツク通信
Vol.9 蝦夷鹿の毛フライズ秘宝館
備前 貢=文・写真
094 メインストリームとカウンター
東 知憲=文
098 どこまで高められる? 本流の感度
西井堅二=文・写真
104らしく、ライトに。
108
2019-2020年版
沖縄県・西表島の魅力と楽しみ方
中根淳一=文・写真
116 最後の冒険
フランソワ・ボタ=文・写真
124
第2特集
渓で夜を過ごすという冒険、リバーステイ
124 EPISOD01:静岡県・大井川支流
浦 壮一郎=文・写真
132-135 EPISOD02: 長野県・三峰川支流
浦 壮一郎=文・写真
136-141 EPISOD03: 山形県・荒川
浦 壮一郎=文・写真
142-143
下田郷をフライフィッシングで盛り上げたい。
145 EVENT GOODS INFORMATION
146 次号予告
台風19号による被害から集配、および幹線輸送に大きな影響が出ております。
発送集荷再開後、に随時発送のご手配をさせていただきます。
新刊等、発売を過ぎての発送になる恐れがありますことをご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
まずは、現時点での集配不能エリアをご報告させていただきます。
●集配不能エリア●
■該当エリア
宮城県:伊具郡丸森町
長野県:長野市(穂保)、上田市(諏訪形、小牧)、南佐久郡(北相木村、南相木村)
また、東北地方で鉄道輸送に支障が出ているため、10月15日(火)以降の北海道向けお荷物の引き受けにつきまして、
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)で見合わせております。
※その他の地域においても、天候や道路状況により遅延が発生する可能性がございます。予めご了承ください。
この度の台風19号の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
10月26・27日(土日)に予定していた「Basser Allstar Classic2019」は11月16・17日(土日)に延期とさせていただきます。
会場となる香取市・水の郷さわらには利根川の増水で泥や流木が大量に流れついており、スロープや河川敷の復旧までに時間が必要な状況です。
楽しみにしていただいていた観客の皆様や、関係者の皆様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
なお、水の郷さわらの直売所やフードコートの入っている道の駅は営業しています。お近くにお出かけの予定がある方は、応援の意味も込めてぜひ利用していただきたいです。
よろしくお願いいたします。
■Basser Allstar Classic 2019 新日程
日程:11月16・17日(土日)
会場:香取市・水の郷さわら
※競技やイベントなどのタイムスケジュールにつきましても決まり次第、お知らせいたします。
特集 鱒映える釣り道具。
ほとんどの渓流が禁漁になってしまうこの季節。
しかし鱒釣りファンにとって、オフシーズンはありません。
川に立てない時期、愛用の道具たちとすごすのもまた、この釣りの愉しみです。
今号では「鱒映える釣り道具」と題し、ロッドやランディングネット、ミノーなどを紹介。
使い勝手のよいテレスコピックや、鹿角をあしらったおしゃれなランディングネット、そして鱒を誘惑するミノー……。
自宅で眺めているだけで、あの川、あの魚を思い出せる相棒たちを、たっぷり掲載しています。
盛期を思い出させてくれる釣行記や、源流で人気上昇中のハンモック泊についても掲載。
秋になっても、盛りだくさんの内容でお届けします。
contents
6 鱒の肖像 文と写真=足立聡
13 モノを旅する。 文=丹律章
15 BEST “TROUT” SUNGLASSES 語り手=飯田重祐
17 トラウティストの鈎外し。 語り手=黒澤輝将
18 特集 鱒映える釣り道具。
20 テレスコに、ひと筋。世界に1本のカスタムテレスコで渓流を遊ぶ。
28 21世紀のオールドウエダ。 懐かしくて新しい、こだわりすぎのカスタムロッド。
35 カスタムロッドを組む。 自分だけの鱒映える1本を手に、川を歩こう。
38 鱒の額縁職人。 ランディングネットビルダーの心意気。
44 美鱒喜ぶラバーネットはいかが? 鱒映えるランディングネットのすすめ。
47 個性派ぞろいのハンドメイドミノーカタログ。 注目すべきハンドメイド作品、そのこだわりに迫る。
56 ミノーの味わい。 夢のその先へ。シンドラーの現在地。
61 僕らの殿堂入りトラウロッド・続。 釣り人それぞれの、心に残る愛竿を語る。 菅原協太郎、伊藤雅昭、立本剛士、土門俊哉、塚田靖
68 スピードが肝、バルサでねらう大型アマゴ。 ハンドメイドミノーで釣る盛夏の本流アマゴ。 文と写真=石川直樹
72 棟方トラウトゼミナール。 文=棟方有宗
74 Old is New.トラウト温故「釣」新。 文と写真=荒川大悟
76 トラグルマン。
77 源流ハンモック泊のすすめ。
82 山釣りTIPS
83 ヤマメのち、激流の60ブラウン。 文と写真=仙北谷祐輔
86 From Readers 読者の手紙。
87 コラムの森 ●食いしん坊のヤマメ 坂下武彦 ●ヤマトイワナをめぐる旅 榎本崇 ●サルナシの味 宮澤秀規 ●和洋の疑似餌釣り-稚拙な考察 高橋辰美
95 TROUT NEWS STAND
99 優駿の鱒。
107 Present
108 荒川本流 フローティング山女魚戦術。 文と写真=風間俊春
115 源流アマゴが生きる聖域へ。 文と写真=朝賀敬一
122 脂鰭式釣魚図絵大全。 絵と文=うぬまいちろう
125 New Tackles
127 渓の山菜
130 Next Issue
ISBN978-4-86447-340-8 C2075
本体1,600円+税
A5判並製 160P
NHK「ダーウィンが来た!」をはじめ、さまざまなTV番組に映像を提供するなど、
水中カメラマンの第一人者として活躍を続ける伝説のダイバー=著者が、「故郷の海」東京湾に棲む生物を紹介する。
60年間にわたって東京湾の海に潜り続けてきた著者だけが知る、驚くべき生物の生態と近年の海の変化。
それらを貴重な多数の写真と文章で綴ります。
また、さまざまな立場で東京湾の海にかかわる方たちに、著者がインタビュー。
都心の老舗江戸前寿司店、船宿、釣り具メーカー、漁協、博物館スタッフ、釣り専門出版社、
ダイビング雑誌元編集長との縦横無尽なトークも収載しました。
2020年東京オリンピックを間近に、注目が高まりつつある東京湾。
その海の本当の素顔は、しかし、意外に知られていません。
本書に触れれば、この海が本来もっている豊かな生命力にぐんぐんと心をひかれるはず。
水族館より不思議で楽しいダイナミックな「東京湾の生物のライブ」を凝縮した一冊です!
はじめに 2
水中映像カメラマンが見た
東京湾 生物の不思議・最前線ダイジェスト 6
第1章 今、東京湾で何が起きているのか?
ザトウクジラがジャンプする! 35
ジョーズが東京湾に現れた! 37
ジンベイザメは遊ぶのが大好き 40
怪魚のメガマウスが出現 42
マンボウと一緒に泳ごう 44
第2章 生物たちの不思議な生態
オナラをする魚 47
空気を食べる魚 48
二つの歯を持つウツボ 48
メスのお産を手伝うイッカククモガニ 50
恋するヒメコウイカのダンス 52
サケが東京湾から遡上する 53
カンパチとブリのハイブリッド 54
イシガキダイとイシダイのハイブリッドも 56
巨大オサガメが東京湾に出現 58
産卵期は受難期でもある 60
第3章 イシダイの次郎物語 64
第4章 環境に適応する生物たち
排水口周辺に舞うトロピカルフイッシュ 73
お台場の海底ではスズキの稚魚が群れている 74
アクアラインの橋脚にはイセエビが棲んでいる 77
ニューヨークに棲むホンビノスガイが東京湾にも 78
館山湾の海底でテーブルサンゴが見られる? 81
ディズニーランド裏は美味しい貝でいっぱい 84
浅草海苔の海を潜る 84
コラム こんな危険な生物に注意! 88
第6章 生物たちのセックス事情
マダコの特異なセックス 91
カワハギはスニーカーに要注意 92
ブダイは浮き袋を活用する 93
サツマカサゴのオスはメスの尻を見る 93
マゴチの追いかけっこ 94
キンギョハナダイのオスに注意? 95
ハタの壮烈な戦い 96
カレイの産卵は一面真っ白 96
第7章 潜って分かる、魚が釣れる理由とは
警戒心と焦り 99
テリトリーを知る 101
音で寄せる 101
弱っている魚を利用する 102
寄せエサを上手く利用する 102
エサを食うタイミングを感知する 103
第8章 東京湾こぼれ話
高価なオキナエビスガイを発見!? 107
昼と夜の顔が一変する海の世界 108
東京湾の海底でサンゴが産卵する? 111
人工漁礁はソフトコーラルの楽園 112
第九章 対談
江戸前寿司を後世に残したい 吉野正敏 117
東京湾のハゼを復活させたい 安田 進 122
変わりゆく東京湾と遊漁船 岡澤裕治 128
今後、東京湾をどう楽しむか? 宮澤幸則 134
東京湾の将来を考える 萩原清司 139
大自然に手を入れてはいけない 鈴木康友 146
水中から見た東京湾の素顔 鷲尾絖一郎 151
あとがき 156