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Basserオールスタークラシック2015結果報告

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Basserオールスタークラシック2015が10月24〜25日に利根川水系を舞台に開催された。
今年で29回目となる同大会。大会スポンサー、ギャラリーの数は年を重ねるごとに増えていく。
なぜ、オールスターがこれほどまでに注目されるのか。それは、団体やメーカーの垣根を超えた国内で唯一のバストーナメントだからだ。
前回大会は青木大介と小野俊郎の一騎打ちとなり大激戦の末、青木が初栄冠をつかんだ。それに対して、今大会は史上稀に見る大混戦となった。
DAY1は南風がそよぎ初夏を思わせる陽気に恵まれた。
しかし、利根川の水位は減水傾向にあり、良型魚がなかなか口を使わない。
結果、1位から8位までが1000g差という大混戦。前年度覇者にして、今年のJBトップ50年間チャンプにも輝いた青木は4尾3520gで3位の好位置。
昨年準優勝の小野も4尾3400gで4位。ベテラン田辺が4尾3570gで2位につけた。
リミットメイクを達成したのは1位の吉田のみだが、吉田のウエイトは3610g。4位との差わずか210g。
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暖かい南風が吹いた初日から一転、2日目は冷たい北風が朝から川面を波立たせていた。
10m近く吹くという予報もあり、波乱含みで2日目が始まった。
午前8時の中間報告ではあまり動きがなかったが、10時の中間報告で青木が暫定トップに。
2位は大塚、3位は吉田。小森、草深、福島といった実力者も数を伸ばしていて着実に順位を上げてきた。

1位の青木と3位の吉田の差、わずか100g。
勝敗の行方がまったく分からないまま、13時のウエイインショーを待つことになった。

赤羽から始まったウエイインショー。13番目に登場した福島がなんと5尾のリミットメイクで4070g。
2日間トータル6510gで一気に暫定トップに躍り出る。

続いて登場した並木も5尾のリミットで4410g。2日間トータルで6410g。わずか100g届かず。
その後、有望視されていた小野、沖田、小森、初日トップの吉田、大塚が登場するも、6510gには届かない。
残すは前年度覇者、青木のみ。
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青木が取り出した4尾目は明らかに1キロはあり、これで2連覇の可能性が高くなった。
青木はさらに5尾目をライブウェルから取り出した。
これが圧巻のビッグフィッシュでなんと、この1尾で2570g。
青木は2日目5尾6010g、2日間トータル9530gでぶっちきりの2連覇とビッグフィッシュ賞も手中に収めた。

青木はスピナーベイトとテキサスリグをメインに1日目は流れが当たるスポットをキーに釣り、
2日目はパターンをがらりと変え流れが当たらないスポットのカバーからテキサスリグで次々にグッドサイズを釣り上げた。
苦戦を強いられる選手が多かったなか、さすがというしかない。

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成績表
16.50.52

この大会の模様は11月26日発売のBasser1月号にて詳細にレポートいたします。
また、青木選手、伊豫部選手、草深選手に密着した今大会のDVDが12月に発売されます。併せてお楽しみください!

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