【特集】マスのきもち
朱鞠内湖のイトウ、渓流のヤマメ、イワナ、忍野のニジマス、九頭竜川サクラマス本流のニジマス、中禅寺湖のブラウントラウトなど、それぞれのエキスパートたちに「マスのきもち」についてインタビュー。
色がわかるのか、釣られた記憶はいつ頃忘れるのか、など私たちのターゲットについての習性考察していただきました。
また、特別編として、プロタイヤーの備前貢さんにご自身の経験を、魚類の研究に携わる、棟方有宗さんと高橋宏司さんに科学的な見地から文章をいただいています。
みなさんの情熱が溢れてしまい、今号は16ページ増でお届けします。
「タイトループ」セクションでは国内のグラスロッド・メーカーへの工房を取材。製作者たちのこだわりをインタビューしています。
CONTENTS
007 BACK CAST
014
釣り場の現実 #05
本当は何頭いるのか。
北海道のヒグマ個体数推定の実状
浦 壮一郎=文と写真
018
モノノカタリ
サンプロテクション×機能性
涼しく、ポケットがたくさんあるオールラウンダー。
小倉隆平=解説
もっとリーズナブルに。
しかし細部に「らしさ」も詰め込んだインスタネット。
石塚 恒=解説
022
さらなる快適さを求めて
嶋崎 了=解説
026
釣りは足元から。
安田龍司=解説
030
矢の如し。
津留崎 健=撮影
特集
マスのきもち
038
冬イワナ
柴野邦彦=絵と文
040
この特集でみなさんにお聞きしたこと(の概要)
042
イトウは去年のことを覚えています。
杉坂隆久=解説
048
ドラッグとハリの位置で「エサではない」と判断しています。
渋谷直人=解説
056
追憶の「ダスティバグ」慕情 第1回
備前 貢=文と写真
067
「あっ、こいつ今、違うのを待っている」と感じるときがあります。
佐々木岳大=解説
074
魚は羽めがけて食ってきます。
嶋崎 了=解説
078
ニンフの動きでゴミか食べ物を判断しています。
佐藤 渉=解説
081
人格ならぬ、「魚格」がそれぞれ強くあります。
山口直哉=解説
088
活性の波は間違いなくあります。
安田龍司=解説
094
大きなニジマスにはハイとローしかありません。
杉浦雄三=解説
099
スティールヘッドとニジマスはまったく違う魚です。
仲野 靖=解説
104
キミたちはいったい、何を考えているのだ?
中根純一=イラスト
106
我々が想像する以上の高度な水中生活を営んでいる生物だといえるかもしれない。
棟方有宗=文と写真
112
「魚類心理学」に学ぶ
高橋宏司=解説
浦 壮一郎=写真と文
115
TIGHTLOOP
GLASS.
ひまわり/カムパネラ/ファーガス
132
美意識の軌跡Ⅳ
2015-2023
津留崎 健=文と写真
152
プロショップに学ぶ
初めてのフライフィッシングの道具選び
第3回 ウエーダーやベストなどの装備
稲本哲也=解説
中根淳一=文と写真
156
魚を増やす、これからの河川環境の話 12
C&R区間でも尾数制限。保全を次のステージへ。
佐々木 茂さん
162
瀬戸際の渓魚たち……Special Topic 16
紅ゴギ
佐藤成史=文と写真
176
釣りフェス
フライゾーン、来年も開催します!
178 次号予告