ISBN978-4-86447-311-8 C2075 本体1,000円+税
石垣尚男・大沢健治・小林和則・吉田 孝 著
四六判並製144P
「思うほど釣れないのはなぜ?」その悩み、本書が解決します。
釣果を伸ばすための根本的な要素は、最新の釣具でも情報でもなかった!?
それはズバリ、「名手の超思考法」にアリ。
「テンカラ釣りは10(テン)カラー」とも呼ばれるこの釣りの核心に迫るため、
本書ではなんと章のテーマごとに1人の名手が上達直結アドバイスを解説!
あなたの釣りが明日から変わる43コンテンツを収載しました。
Ⅰ 超思考に入るための実技の見直し 石垣尚男
Ⅱ 激戦区のスレた渓魚を攻略する 吉田 孝
Ⅲ さらなる釣果を引き出すために 大沢健治
Ⅳ 本流テンカラ大ヤマメ釣りの世界 小林和則
CONTENTS
Ⅰ 超思考に入るための実技の見直し 石垣尚男
毛バリが見えない不安は「点」から「面」で克服 8
キャスティング精度を上げる5アドバイス 11
ターゲットに合った釣りをしているか 14
アワセの失敗とバラシを減らす 17
イワナのポイントをつぶさない、魚を警戒させないコツ 20
釣り下りはより慎重なアプローチとラインの張りに注意 22
名手は風を味方につける 24
基本は自然に流す。誘うと決めたら効果的なパターンを探す 26
浮いている魚はまず観察 28
毛バリで迷い始めたときは、毛バリ以外のことを考える 30
私のテンカラ釣り開眼エピソード 32
Ⅱ 激戦区のスレた渓魚を攻略する 吉田 孝
自分のテンカラ釣りを一度白紙に戻してみる 36
身になる情報の集め方と準備の実際 39
サオに求められる長さと機能 41
レベルラインとテーパーラインの特性、ハリスの使い分け 44
入渓者の多い渓流の野生魚は繊細かつ引き出しの数で勝負 47
釣りにくいところから釣る。毛バリを打つ・流す精度を上げる 51
毛バリローテーションのキーポイント 55
毛バリはハリの軸に注目 59
集中力を切らさない工夫とテーマを追求する効果 62
私のテンカラ釣り開眼エピソード 65
Ⅲ さらなる釣果を引き出すために 大沢健治
テンカラ釣りのメリット、デメリット、限界点 70
アプローチと立ち位置は俯瞰的視点で常に先読みする 75
水面下を想像することの重要性 80
尺ワナには大きな毛バリ 83
エサと毛バリでポイントは違う? 86
魚の出方とアワセのタイミング 89
1軍毛バリの揃え方、2軍毛バリの楽しみ方 92
サオ選びの実際とラインの組み合わせ 96
渓流の「もったいない」ポイント 99
私のテンカラ釣り開眼エピソード 102
Ⅳ 本流テンカラ大ヤマメ釣りの世界 小林和則
本流大ものねらいの醍醐味 106
ポイントの規模、アユ釣りとの共通点 109
水量と水勢は「習うより慣れろ」、流し方は釣り下りが基本 112
魚の平均サイズは川の規模と状況、エサの量で決まってくる 116
クロカワムシの羽化時は最大のチャンス 122
本流テンカラによい時間帯と状況 122
逆さ毛バリで誘いを掛ける 125
ダム河川は水量と水温の変化がシーズンの鍵を握る 128
本流テンカラをキノコ採りでたとえると…… 131
タックルは4・5~5mザオに7~12mライン+ハリス2mが標準 133
装備について 137
私の本流テンカラ釣り開眼エピソード 140
著者プロフィール 143
イラスト 廣田 雅之