2009年10月31日(土)、茨城県霞ヶ浦水系。
今年で24回目の開催となる『Basser Allstar Classic 2010』の第1日目が始まった。
ここ数年、大会前日になって降雨に見舞われるなど
厳しい状況下での開催となっていた『Basser Allstar Classic』だが
今年の霞ヶ浦は風のない穏やかな湖面が広がり、好コンディションに恵まれている。
本日2回目となる、10時の中間発表が会場で行なわれると、「おお〜」と会場全体がどよめいた。
2連覇中の赤羽選手が、早くも5尾のリミットメイクに成功したというのだ。
ウエイトは3500g。
強い、強すぎる。
12時。本日最後の中間発表。
注目の赤羽選手は入れ替えがなかったようす。
すると、赤羽選手に追い付け、追い越せとばかりに続々とリミット達成の情報が。
吉田秀雄選手、江口選手、川口選手がなんとリミットメイクを達成し
河辺選手、田辺選手らのベテラン勢も猛追している。
初日の中間発表の時点で、これほど緊迫した展開になるとは
昨日のプラクティクスのようすからは想像できなかった……。
オールスター史上、まれにみる緊迫した展開となった初日。
暫定トップに躍り出たのは清水盛三選手。
5尾のトータル4750gというハイスコアをたたき出した。
それをわずか50g差で追うのは川口選手。
3位は5尾計3790gの江口選手。
4位は大会2連覇中の赤羽選手。
5位は5尾計3420gのベテラン河辺選手。
赤羽選手が巻き返して前人未到の3連覇を成し遂げるか。
あるいは、清水選手が初優勝を成し遂げるか。
川口選手、江口選手、河辺選手が、どういう戦略に出るか。
明日もオールスタークラシックから目が離せない。
2010年11月7日(日)、第2日目が始まった。
前日と比べると雲が多く、朝日は雲の陰に隠れてしまった。
6:12am スタートフィッシング。
多くのファンの声援を受けながら、23名の選手が霞ヶ浦水系に消えていった。
オールスター史上、まれにみる緊迫した展開となった初日。
暫定トップに躍り出たのは清水盛三選手。
リミットメイクこそできなかったものの、4尾のトータル4750gというハイスコアをたたき出した。
それをわずか50g差、4700g/5尾で追うのは川口選手。
3位は3790g/4尾の江口選手。
大会2連覇中の赤羽選手は3570g/5尾。優勝圏内の4位の好ポジションにつけている。
5位は3420g/4尾のベテラン河辺選手。
赤羽選手が巻き返して前人未到の3連覇を成し遂げるか
あるいは、清水選手が初優勝を成し遂げるか。
川口選手、江口選手、河辺選手が、どういう戦略に出るか。
今日もオールスタークラシックから目が離せない。
本日2度目となる午前10時の中間発表。
昨日トップの清水盛三選手は0尾
2位の川口選手は3尾2000g。
3位の江口選手は0尾。
4位の赤羽選手は4尾2800g。
5位の河辺選手は連絡取れず。
1:30pm、ストップフィッシング。
選手たちが続々と広大な霞ヶ浦水系から、大会本部がある土浦新港に戻ってきた。
3:30pm、ウエイインショー終了。
今年のバサーオールスタークラシックを制したのは赤羽修弥選手!!
史上初の3連覇の偉業を成し遂げた。
24回目の開催となったBasserオールスタークラシック2010は
赤羽選手の前人未到の3連覇で幕を閉じた。
初日を4位で終えることが赤羽選手にとって
今日のまくりは「必然」だったかもしれない。
それくらい鮮やかな3連覇達成であった。