2011年10月27日(土)、千葉県利根川水系。
今年で26回目の開催となる『Basser Allstar Classic 2012』の第1日目が始まった。
午前5時、選手ミーティング。
スタート順を決めるくじ引きで1番手を引き当てたのは成田紀明選手。
次いで大塚選手、並木選手が続き
25名の選手たちのスタート順が次々に決まっていく。
なお、加藤誠司選手は体長不良により残念ながら欠場となった。
スタートはくじ引き順に午前6時30分過ぎから始まった。
昨年の大会よりも3週間ほど早い開催のため空はすっかり明るくなり
美しい朝焼けをバックに25名の選手たちが広大な利根川水系に散っていった。
午前8時過ぎから本日第1回目の途中経過が
プレスアングラーへの電話連絡により集計された。
スタートダッシュに成功しているのは並木選手(1900g)
村川選手(1300g)の2名。
1尾をキャッチしているのは山本寧選手(600g)
深江真一選手(1000g)、田辺哲男選手(1000g)
清水綾選手(400g)、小田島悟選手(1000g)の以上5名。
なお、上記ウエイトは推定ウエイトであり
1kg以上の魚はすべて1000gとして計算している。
たとえば、現在2尾/1900gをキャッチしている並木 選手は
2000g以上のウエイトがある可能性も充分にある。
この後の並木選手の動きに注目したい。
10:00am時点の途中経過報告がまとまった。
並木選手は2尾/1900gのまま変わらず。
関和選手はエンジントラブルに見舞われたが
無事に再出発。1尾/500gをキャッチしている。
清水綾選手は1尾追加に成功し
2尾/1000gとウエイトを伸ばしている。
小森選手も1尾をキャッチし
推定ウエイト700gとした。
午後12時30分、本日最後の途中経過が集計された。
リミットメイクし、入れ替えを行なっているのが村川選手。
5尾/3100gで現在、暫定トップ。
これに続くのがゲーリー・ヤマモト選手。4尾/2650gでトップを追っている。
午後2時から始まったDAY1のウエイインショー。
タフコンディションの利根川水系を表わすように
リミットメイクしたのは村川選手のみ。
入れ替えにも成功し、5尾/4010gで
2位以下に1500gもの差をつけて独走状態で暫定トップを獲得した。
村川選手に次いで好ウエイトを叩き出したのは
ゲーリー・ヤマモト選手。4尾/2510gで初日の2位につけている。
誠意のこもったウエイインショーでのインタビューは
この日いちばんの拍手を誘っていた。
明日は天候が下り坂で、午後からは降雨も予想されている。
コンディションが大きく変わるだろうと多くの選手が口にしたDAY2。
このまま村川選手が独走するのか、
2位以下の選手が追い上げを見せるのか。
最終日の行方に注目したい。
2012年10月28日(日)、千葉県利根川水系。
第26回目の開催となる『Basser Allstar Classic 2012』の最終日が始まった。
天候の悪化が予想されているが、早朝の佐原周辺は風もなく晴れ上がっている。
午前5時45分、ランチング開始。
スタート前インタビューの後、DAY1とは逆の順番でスタートしていく。
暫定トップの村川選手は14番手、
2位の好位置につけているゲーリー・ヤマモト選手は村川選手のすぐ後ろ15番手スタートだ。
選手たちの帰着時間はDAY2よりも1時間早い午後1時。
半日後には第26代のBasser Allstar Classic ウィナーが決定する。
なお、DAY2の途中経過報告は午前8時と10時の2回のみの予定。
午後1時、最終日のウエイインショーが始まった。
昨日までとはまた違った状況に多くの選手たちが苦戦を強いられ
11名の選手がノーフィッシュに終わるという予想外の展開に。
そんなかつてないタフコンディションのBasser Allstar Classic 2012を制したのは
前日4位だった小森選手!
朝イチに1kgオーバーのキッカーフィッシュをダウンショットリグでキャッチして
この日はただひとりリミットメイクを達成!!
TOTAL 5890gで前日トップだった村川選手を振り切って
悲願のBasser Allstar Classicチャンピオンになった。