【特集1】南の島のフラットフィッシング
【特集2】水生昆虫小宇宙2023(おもに)メイフライ編
ここ数年、急速に広がっている日本のフラットフィッシング。
南のフィールドが開拓され、これまでメジャーだったクロダイとトレバリーに加えて、さまざまな対象魚が注目されています。
フィッシングガイドの数が増加していることも、この釣りをさらに楽しみやすくしてくれています。
まだまだ試行錯誤が続きますが、今号では、現時点でのメソッドやフライパターンなども紹介します。
また、「水生昆虫小宇宙2023」として水生昆虫研究家/写真家の刈田敏三さんによる解禁当初に注目すべきメイフライを解説していただいています。刈田さんがこれまでずっと提言しているように、私たちが見るべきは「ハッチ」ではなく「ドリフター」です。これらの虫がどのような形態で流下してくるかのサンプル写真が並びます。
さらに、さりげな添えられた刈田さんのフライパターンは長年研究を重ねてきた年輪とすごみが感じられます。
CONTENTS
007 BACK CAST
010
南の島のフラットフィッシング
012
ガタガタガクガク
東 知憲=語り
勝俣雅晴=写真
022
奇跡ような釣り、そして魚
安田陽一郎=文
024
南の島のトレバリー2
正木 充=文と写真
034
喜びを喜ぶ仕事
宮古島のフラットフィッシング
松本利幸=解説
040
女将、ときどきフィッシングガイド。
諌山綾香=解説
046
北のガイド、南を釣る。
杉坂隆久=文と写真
048
近いのに遠い島
沖縄県・伊平屋島
中根淳一=文と写真
056
南国釣行の潮選び
中根淳一=文と写真
060
トレバリーとゴマモンガラを追う
杉浦雄三=解説
076
速く見せるorゆっくり見せる、意図のあるデザイン
鈴木 寿=解説
084
ポップなのに効果的。松岡史郎さんのフライ。
松岡史郎=解説とイラスト
092
深夜0時、情熱と狂気の境界。
遠藤早都治=解説
津留崎 健=撮影
100
弾性を生かす
里見栄正=解説
104
三条市スクール、今年も開催予定
108
瀬戸際の渓魚たち……Special Topic 10
イーハトーブのイワナたち
佐藤成史=文と写真
114
森で海を想う
更家悠介=解説
124
脳を揺さぶられる釣り
あくまでも「インサイド」を釣る
仲野 靖=解説
132
魚を増やす、これからの河川環境の話 05
「アラレガコ」が教えてくれること 田原大輔
140
水生昆虫小宇宙2023
(おもに)メイフライ編
刈田敏三=文と写真
162 次号予告