多くの人がオシャレでカッコよさそうというイメージをもちながら、いざ始めようとすると敷居が高い、難しい、お金がかかりそうなど、ネガティブな意見もチラホラ出てくるフライフィッシング。
本書はそんなイメージを払拭すべく、書名のとおり「〝3日で″フライフィッシングができる」を目差す、今までにない画期的な入門解説書。
著者は都内大手フライショップで30年近く接客を行ない、入門者からベテランまで数えきれないフライフィッシャーを相手にしてきた「アドバイスの超ベテラン」。その豊富なノウハウをもとに、まずは管理釣り場をフィールドに、初めての1尾と出会うには「何を用意し」釣り場で「どうすればよいのか」をやさしく簡潔に解説。
1尾との出会いを果たした読者には、今度は自然のフィールドで野生のトラウトに出会うために必要な事柄、フライフィッシングの奥深い世界も詳解!
フライフィッシングを始めたいと思っている方から、なかなか思うようにいかない経験者まで、多くの読者を確実に上達に導きます。
目次
メインターゲットの生態 4
はじめに 6
Day1 準備 10
道具をそろえながら基礎知識と用語を覚える。タックルのセッティング、ノット(結び方)ができるようになる
最低限必要な14のタックル(道具)と名称 11
フライロッド11/フライリール14/フライライン16/リーダー・リーダーリンク・ティペット19/フライ23/フロータント27/インジケーター(マーカー)・ショット(シンカー)28/クリッパー・フォーセップ・ピンオンリール・ネット29/14の必須アイテムに準ずるモノ30
コラム フライラインの寿命と手入れ 18
コラム リーダーとティペットの交換時期は 22
タックルのセッティング 32
ノット(結び)を覚えながら結んでいく 35
フライラインとリーダーを結ぶ=コネクター36、クリンチノット37、ネイルレス・ネイルノット39/リーダーとティペットを結ぶ=ダブルサージャンズノット38/ティペットにフライを結ぶ=インプルーブド・クリンチノット37
Day2 練習 40
フィールドに出て、キャスティングやラインのリトリーブが出来るようになる
キャスティングの練習 準備と予習編 41
キャスティングとリトリーブの練習方法 44
ロールキャストの練習 54
Day3 本番 59
管理釣り場で実際にトラウトを釣ってみる
管理釣り場で釣りをするための第一歩 事前の情報収集 60
実践解説1 現場での準備 64
実践解説2 ストリームタイプ 67
ドライフライで釣る手順68/ストリームの釣り場での注意70/ニンフで釣る手順71/ストリームタイプのポイント72/ストリームの一定区間をドライフライで釣り上がる75
実践解説3 ポンドタイプ 79
ドライフライで釣る手順79/魚がフライに出ない場合80/ニンフで釣る手順・ポンドタイプのポイント82/リトリーブの釣り方手順83
補習編 管理釣り場でなかなか釣れない時の工夫 85
管理釣り場のルールとマナーについて 89
Day4以降
自然のフィールドへ出たくなった時のために
ロッドのアクション等&選び方 92
フライキャスティング 基本の補足 100
ウエーダーの種類と選び方 104
自然のフィールドでのルールや場所選び
➀川で釣りをする場合合 114
②湖沼で釣りをする場合 122
自然渓流のポイント基礎知識 125
自然湖沼のポイント基礎知識 128
川ではナチュラルドリフトが鉄則 130
自然状況による戦略 136
フライ選択方法の実際 139
フライフィッシングのお勧めシステム 144
➀広い川(渡れない幅、深さ)でヤマメをねらう ②一般的な渓流(渡れる程度)でヤマメやイワナをねらう 144/③小渓流や沢(所々で木の枝が邪魔するような流れ)でヤマメやイワナをねらう 145/④湖沼でボートからトラウトをねらう 146/⑤湖沼で岸からウエーディングしてトラウトをねらう 147/⑥管理釣り場のポンドでトラウトをねらう 149/⑦管理釣り場のストリームでトラウトをねらう 150
フライタイイングの勧め 151