日本で最大規模のトーナメントのひとつであり、1986年の初開催から30年以上にわたって歴史を重ねているBasser Allstar Classic。
釣り専門の出版社が主催する大会らしく、第1回大会から「湖上で起こっていたことのすべてを公開する」を理念に掲げ、出場全選手にプレスアングラー(審判兼記録員)が同船するスタイルを四半世紀を越えて守り続けている。その詳細が掲載されるオールスター特集号は月刊『Basser』の看板企画として毎年大きな反響を呼んでいる。
また、オールスタークラシックの特徴として、選手の顔ぶれがバラエティーに富んでいることも挙げられる。JB、W.B.S.、TBC(日本)のみならずB.A.S.S.やFLW(アメリカ)からも現役選手が集まり、さらには超一級の戦歴をもつ元・トーナメントアングラーや、日本のバスフィッシングを黎明期から盛り上げてきた大ベテランまでもが同じ土俵で戦う。コンセプトもメンバーもオリジナリティーに溢れ、世界有数の観戦者数を誇るトーナメント、それがBasser Allstar Classicである。
加えて、近年のオールスタークラシックは「誌面で読むトーナメント」としてだけでなく「現地で楽しむイベント」としても盛り上がりをみせており、協賛各社の尽力によって来場者数は増加の一途を辿っている。そんな「バスフィッシングの祭典」に、ぜひ一度足を運んではいかがだろうか。