つり人

最新号紹介  Latest Issue

つり人 2016年8月号
五輪の夏は金星満点
2016幕開けのアユ釣り最新分析!

巻頭の舞台は愛知県・矢作川。ソ上カウント数は過去最高で今期の大本命。地元のアユ釣りファンの椿隆明さんとトップトーナメンターの小沢聡さんが、河口から80kmの中流域の荒瀬で良型魚をねらった。その他、全国のエリア概況と注目の河川を収録した「釣れるアユ河川への招待状」、夏期集中連載「レジェンド・主藤秀雄のアユ釣り検定」、2015年アユ釣り競技会の王者が説く「場荒れ河川のトラブルシューティング」なども必見。
第2特集は「楽しいゾ! 輝く小ものタナゴ&テナガエビ」。タナゴでは琵琶湖、北陸など、テナガエビは荒川、江戸川、多摩川といった東京近郊の釣り場を紹介。

バックナンバー  Back Number

コンセプト  Concept

釣らう。無の姿で



終戦の翌年。焼け野原となった東京で、『つり人』は産声を上げました。日々の食糧さえ乏しかった時代に、創刊者の佐藤垢石は創刊の詞で言っています。

「なにかのためになるとか、いろいろな理屈をつけてサオをだすことは、それはもう釣りではない。釣ろう、無心の姿で。釣りをするために釣ろうではないか」と。

ヒトがサカナを釣る理由はさまざまです。美味しい魚を食べたい、ストレスを発散させたい、心身を鍛えたい、自然の中で遊びたい……。きっかけはどうであれ、釣りにのめり込み、五感を研ぎ澄まして水面を見つめていると、つかの間「無心」になっていることがあります。
この混沌とした社会の中で、ヒトを無心にさせる遊び。それが、釣りの本質に違いありません。

アイザック・ウォルトンが名著『釣魚大全』を著した1650年代のイギリスは、ピューリタン革命のただ中にありました。あの動乱の時代に釣りの本を刊行することは容易ではなかったはずですが、さらにウォルトンは最後の一行を”STUDY TO BE QUIET”「穏やかなることを学べ」と飾っています。釣りすることで人々が穏やかな心を取り戻すことができれば、争いなど起きないというメッセージだったのではないでしょうか。

『つり人』は、ひとりでも多くの人に、釣りの本質を伝えられるよう、さまざまな角度からこの唯一無二の遊びを見つめてまいります。そして、ルアー、フライフィッシング、海、川などジャンルにこだわらず、四季折々の楽しみ方を提案してまいります。周囲を海に囲まれ、葉脈のように幾筋もの川が流れるこの国では、四季を通じてさまざまな釣りが楽しめるのですから。

無心で釣る人たちは知っています。この国の自然がいかに素晴らしく、尊いものなのかを。

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