NorthAngler's

最新号紹介  Latest Issue

North Angler’s 2017年3・4月合併号
フック

特集は「フック」。魚との唯一の接点であるフックは、数多いタックルのなかでも最も気を遣うべきアイテムに違いない。どんなに高価なロッドを使い、ラインの結びが完璧でも、フックがダメなら魚を取るのは難しい。海アメなど北海道独自の釣りでは、当初、専用アイテムがなかったことから、先人たちは試行錯誤しながら、さまざまなフックを流用してきた。一方、メバルやワカサギ、青ものなど、本州が最先端をいく釣りでは、続々とリリースされるアイテムから自分に合うものを探す楽しさがある。近年は従来のものより格段に刺さりがよいフッ素コートが施されたタイプの登場など、フックの進化が著しく、目が離せない。その重要度は永久不変。信頼できるフックシステムなら、貴重な一尾がグッと近づくはずだ。さぁ、理想のフックについて語ろう。

バックナンバー  Back Number

コンセプト  Concept

新発見と可能性に満ちた、ノースアイランド



 日本の動植物の分布を区分する重要な境界線としてブラキストン線が知られますが、これは橋のない津軽海峡上に引かれ、日本最北に位置する北海道と本州では大きく違うことを示しています。長い場所では半年近く氷に閉ざされる、厳しい自然のなかで種を繋ぐ淡水魚類もじつに個性的です。完全ネイティブのアメマス、1mを超える国内最大の淡水魚イトウ、短い夏を謳歌するヤマメとオショロコマ、野生のニジマスとブラウントラウト。「トラウト王国」と呼ばれるゆえんは、海と川を行き来しながら巨大化するサケ科の遡上魚が豊富に生息しているからです。ヒグマが守る渓谷、エゾシカが闊歩する原野、流氷が押し寄せる酷寒の海岸……。ここが日本とは思えないシチュエーションも豊かさの証。そんな場所が、すぐ身近にあります。

 遡上魚を海岸からねらうのも北海道が世界に誇る釣りのひとつ。シロザケに始まってアメマス、カラフトマス、そして近年はサクラマスが大ブーム。現在進行形で有効なタクティクスの模索が続いています。そして、もうひとつの魅力が食。日本海、太平洋、オホーツク海と四方を3つの海洋に囲まれ、そのすべてに美味しい魚がいます。数多いカレイ類、ソイやカジカといった根魚、さらにイカやブリなどの青ものもここ数年は人気。白銀の世界になる冬は、道内各地がワカサギ氷上釣り場になります。旨い魚をだいじにいただくのも釣りの醍醐味です。

 北の釣り人が発信する『North Angler’s』は、キャッチ&リリースで楽しむトラウトルアー&フライフィッシングをメインにしながらも、北海道ならではのさまざまな釣りを提案し、日本の総面積の約2割を有する広大な大地を遊び尽くす雑誌です。北海道が本格的に開拓されてから、まだ120余年。年を追うごとに新しい発見があり、世界からも注目されるフィッシングフィールドになる可能性を秘めています。

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