特集は「傑作毛鉤の誕生前夜」。名手たちが信頼して結ぶ1軍フライはどのようにして生まれたのか、その過程とアイデアの秘密に迫ります。そのほか、よくフライに取り入れられるフラッシャブーやティンセルなどの「光モノ」は効果的なのか……水生昆虫が抱く“気泡”という観点から、それらのパターンを解説。また、ウイングやボディーなど、より多くの反応を得るためにしているエキスパートたちの工夫も紹介しています。
このほか、パックの収納力とベストの使い勝手を合わせた「スリングパック」を集めたカタログ記事や、東京湾のシーバスフィッシングなど渓流オフシーズにもおすすめの記事を多数掲載しています。
CONTENTS
004 [連載]魚顔恋図 岡村 享則=文・写真
006 秋色の渓に耽る。 青森県/岩木川水系 津留崎 健=写真 佐藤 渉=文
006 [特集]
傑作毛鉤の誕生前夜
016 光モノ、その思惑と効果。 里見 栄正、白川 元、岩月 正弘、長田規孝=解説
022 釣れるボディーの一工夫。 稲田 秀彦、加藤 俊寿、佐久間 博=解説
025 アダムズパラシュート私的チューニング 備前 貢=文・写真
032 ウイングが気になる。 加藤 力、富田 晃弘=解説
036 逆さ付けでCDCの特性を引き出す 長島 勝弘=解説
037 食いの浅い時こそ、ラバーレッグ? 飯塚 亨=解説
038 スタンダードが結びたくなる。 岩月 正弘、長田 規孝、北角 勝=解説
040 一軍パターン進化の過程 鎌田 浩作、里見 栄正、嶋崎 了=解説
045 フランク・ソーヤーのフェザントテイル 東 知憲=文
050 [短期連載]頼れる毛鉤が生まれるまで 渋谷 直人=文・写真
056 第36回トーキョーベイ・シーバスフライフィッシングトーナメント レポート 丸山 剛=文・写真
060 ワンショルダーという機能性 スリングパック・カタログ
066 秋の本流、表層の季節。 稲田 秀彦=文・写真
071 締めくくりの旅は、イワナと遊びながら。 村島 徳治=文・写真
076 ビッグフライ釣行記 奥本 昌夫=文・写真
082 読者参加型虫鑑定 この虫が気になる! 刈田 敏三=解説
083 ソルトウオーターのフライタイイング アピールの加減と手法 中根 淳一=文・写真
088 [連載]BIZEN‘s 月刊フライ生活 備前 貢=文・写真
094 大西洋鮭毛鉤国際博覧会 市村 準司=文・写真
099 [隔月連載]川の問題点 今知っておくべきこと 浦 壮一郎=文・写真
104 本流ヤマメはどこにいる? 佐久間 博=文・写真
108 FlyFisher’s Information
116 [連載]尺まで届け! Season3 遠藤 岳雄、喜久川 英仁=文・写真
120 [連載]刈田敏三の水生昆虫記録ノート 刈田 敏三=文・写真
126 [連載]水辺の写生帳 柴野 邦彦=文・絵
128 REPORT、GOODS、PRESENTS
130 次号予告